オリコン:2010年シーズン第28節結果

第28節結果(新譜は多いながら枚数はと言う事となると…)

※ 先週は火曜日から木曜日までのデイリーチャートでやや不可解な動きが見られたため、火曜付けのデイリーチャートにおいて何らかの集計ミスが生じた可能性があります。今週以降も同じ傾向が続いた場合は、一部想定値に大きな誤差が生じる可能性もあります。ご了承ください。

1位 関ジャニ∞(エイト)(実質8連勝)
推定差:9千枚(3.74%)
 ここ最近は3作連続リリースや祝日絡みの7日間集計がありその分傾向が読みづらい点もあったが、08年10月の「無責任ヒーロー」からの比較で大幅に数字を落としてのスタートとなってしまった。しかし水曜付けでは上記※の件もあり予想以上の粘りを発揮。結果想定を大きく上回る24.5万枚まで数字を伸ばす事となった。「無責任ヒーロー」からは3万枚近く数字を落とす事となってしまったが、当初想定されていた大幅減には至らなかった。

2位 RADWIMPSマニフェスト
推定差:ほぼ無し(0.87%)
3位 RADWIMPS「携帯電話」
推定差:1千枚(0.89%)
 2枚同時リリースとなり、両者が小差の展開で週が進んでいったが、結局デイリー単位でこの両者の立ち位置が変わる事は無かった。最終的な差は約500枚。久々と2枚同時リリースの影響もあってか、売上は落とす事となってしまったが、ここはきっちりと2位と3位をキープする事が出来た。

4位 渡り廊下走り隊
 さすがにここは相手が強化され連勝はならなかったが、デイリーではスタートから1つ順位を落としたものの終盤まで5位をキープ。ただこれは下との差が大きかったとも言える。結局初日に付けたリードが大きく日曜付けでダメを押す形となった。売上も4.0万枚と前作の累積をクリアし、ここでも結果を残す形となった。

5位 DREAMS COME TRUE
 デイリーでは水曜付けから4位に順位を上げたものの、結局週間単位で渡り廊下走り隊には追いつけなかった。この4位争いはペースが読みづらかったが、売上は3.3万枚と1万枚以上数字を落とす事に。相手が良かったのとこちらが悪かったのが重なり合う結果となった。

7位 SuG
 7番手からのスタートとなり、中盤まではデイリーチャートでも順位を維持し粘りを見せた。その甲斐あって前作から売上アップで初のトップ10入りを達成。条件が厳しい中でのこの結果は、今後に期待が高まりそうだ。

8位 鳴海荘吉
 「仮面ライダーW」に登場する仮面ライダースカルのテーマ曲。ボーカルを勤めた吉川晃司にとって約14年ぶりのトップ10入りとなったが、今週はここで7,500枚でしかない。トップ10入りは相手関係に恵まれた結果と言えるだろう。

10位 RIP SLYME
 リメイク盤となってしまえば大幅な下落は仕方が無いが、今週はそれでもトップ10入りが出来てしまった。今週のトップ10ボーダーは5,300枚でしかない。ただ新譜となれば、今回の結果はあまり影響しないだろう。


その他
15位 AI
 MCであるAK-69とのコラボ盤で9番手からのスタートだったが、15位まで順位を落とす結果となった。ただ10位とはさほど差の無い枚数のようだ。


月曜付けデイリーチェック
 首位はこの日神戸でコンサートがあった氷川きよし。神戸公演は2日間のため、明日も上位に残る可能性が高い(先行入力しておくと、来週は北海道で3公演ある)。このため、関ジャニRADWIMPSが1つずつ順位を落とす事に。関ジャニは1万枚後半ぐらいだが、RADWIMPSは1万枚に達するかどうかと言ったところか。


第29節新譜紹介
 来月リリース予定のアルバムからの先行シングルとなる嵐。今週はさらに先日まで放送されていた実写ドラマ版「怪物くん」から、あの懐かしい主題歌も大野智のボーカルで登場。変則的な1・2フィニッシュとなりそうだ。倖田來未は夏恒例の4A面シングルだが、2週連続登場のDREAMS COME TRUESKE48は気の抜けない相手となりそうだ。1週リリースを遅らせたスキマスイッチがこの後に続き、清水翔太がトップ10入りを目指すところか。

来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63653420.html