Green Hill Music Chart 2024 第18節結果

2024シーズン第18節(3月25日~3月31日)結果

 

 このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードオーディオストリーミングビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第18節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2024 Round 18 Result

 今週は23曲がポイントを獲得。「SPECIALZ」は東京ドームでのライブ映像が公開され再浮上。ただ今週でビデオストリーミングの週間トップ10入りが20週に達したため、来週以降は獲得ポイントが半減する。

 ここでの初登場は1曲のみ。メンバー川西拓実が作詞・作曲を手掛けた「HAPPY UNBIRTHDAY」が14位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2024 Round 18 Top 10

 「タイムパラドックス」がポイントを伸ばし順位を一つ上げたが、これは「晩餐歌」にリカレント・ルールが適用された影響によるもので実質的な立ち位置は変わっていない。

 トップ10には初登場が4曲とかなりの入れ替わりが発生。韓国人3人と日本人2人によるK-POPユニット、ILLITの1stミニアルバム「SUPER REAL ME」のタイトルナンバー「Magnetic」が10位。オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生した11人組ユニット、ME:Iのデビューシングル(17日リリース)「MIRAI」から「Click」が8位。ドラマ「不適切にもほどがある! 」主題歌「二度寝」が6位。なお「Bling-Bang-Bang-Born」を両A面としているシングルCD売上と、シングルCDパッケージのバンドルダウンロード売上は、Billboard Japanでは「二度寝」の売上として(合算)計上される。

 上位争いには「ビビデバ」が3位まで急浮上。23日にリリースされたが、1週間の集計となり一気に数字を伸ばしてきた。特にビデオストリーミングの再生数が顕著で、国外でも多く見られているようだ。1位、2位は今週も変わらず。共にダウンロードでポイントを伸ばし「Bling-Bang-Bang-Born」は2週ぶり2度目のパーフェクトを達成。これで5週連続の1位となった。

 

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。

Artist Ranking 24-18

 トップ10ではKing Gnuが4位に浮上。ちなみにKing Gnuは第39節までポイントが減らないため、今後は3位ミセスとの差を縮めていく展開となるでしょう。またCreepy Nutsが4つ順位を上げ一気にトップ10入り。その一方でヒゲダンがトップ10から脱落。徐々に上位は今年の主役候補が入り込んできている。

 

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第18節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。