2024シーズン第21節(4月15日~4月21日)結果
このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第21節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は22曲がポイントを獲得。「オーバーライド」はビデオストリーミングで2つ順位を上げポイントを伸ばした。なおニコニコ VOCALOID SONGSでは今週首位を取り返し通算8週目の1位となっている。「Click」はシングルCDがリリースされ、バンドル売上の加算によりチャート再登場となった。
初登場は3曲。「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」主題歌「Stormy」が11位。ドラマ「アンチヒーロー」主題歌「hanataba」が14位。来月15日リリースのデビューシングルより「≪A≫BEGINNING」が15位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
「相思相愛」はダウンロード、オーディオストリーミング共に順位を上げトップ10入り。「Magnetic」はオーディオストリーミングで2位まで順位を上げポイントを伸ばした。
トップ10での初登場は映画「陰陽師0」主題歌「邂逅」が7位に入っている。
上位争いは「ライラック」がストリーミング系2要素で順位を上げベスト3入り。「さよーならまたいつか!」もビデオストリーミングで順位を上げ追撃態勢。しかしダウンロードで順位を戻した「Bling-Bang-Bang-Born」が今週も首位を守り、これで8週連続1位。ただ追撃の足音は徐々に大きくなってきているか?
なお「晩餐歌」は今週でビデオストリーミングの週間トップ10入りが20週に到達。オーディオストリーミング同様、来週からはリカレント・ルールが適用され獲得ポイントは半減となる。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではCreepy Nutsが6位に浮上。tuki.がリカレント・ルールの影響によりポイントの伸びが弱まるため、4位のKing Gnuまでが射程圏内と言える状況になりつつあります。なお3位のミセスも昨年のポイントを減らしつつありますが、「ライラック」の好調もあり、影響は小さいものと見られます。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第21節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。