オリコン:2011年シーズン第31節の見どころ

第31節の展望(ここも震災の影響を受けたAKB系のデビュー2戦目が登場)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 板野友美(前作2位・16.3万枚)震災の影響で4月27日から発売日変更
 表題曲は「Samantha Vega」CMソング。カップリングが「NIKITAニキータ」CMソング。本来の発売予定日から一転して相手が不在となった中でのスタートとなったが、特典効果の違いなどもあり前作からスタートの数字は大きく落ち込んでいる。首位獲得には支障は無いが、あまり大きく数字を落とすようだと先行きに不安を残す事となりそうだ。
推定初動枚数:9.6万枚(特典効果の違いが伸びにも影響すればこれ以下になる可能性も)

2位 GACKT(前作4位・3.3万枚)
 シングルリリースはほぼ1年ぶりとなる。今回のシングルは自身のボーカルによる音源作成ソフト「がくっぽいど」により制作された曲を一般公募し、その中から選ばれた2曲に自身のボーカルとアレンジを加えて構成された楽曲となっている。ただ前作と比べると、かなり低い数字となってしまっている。
推定初動枚数:1.7万枚(この数字だとNot yetとの順位争いに巻き込まれる可能性あり)

3位 BREAKERZ(前作5位・1.9万枚)
 TBS系「CDTV」オープニングテーマ。前作とはタイアップ差があり苦戦が予想されたが、スタートで1万枚以上の数字を出し好調のようだ。GACKTが従来の推移を辿れば明日にも逆転する見込みだが、週間2位争いに関しては他にも相手がいるだけに予断は許さないところだ。
推定初動枚数:2.5万枚(相手はDVD付きパッケージをリリースした「マル・モリ」か?)

5位 Takamiy(前作5位・1.8万枚)
 前作から10ヶ月ぶり。ソロでは年1枚のペースでリリースしている。前作はドラマタイアップだったが今回はタイアップが無く、前作実績で近いBREAKERZに順位2つの差を付けられている。前作と比べると苦戦しそうな立ち上がりとなっている。

6位 ViViD(前作6位・1.2万枚)
 アニメ「BLEACH」オープニングテーマ。今回もアニメタイアップとなったが、タイアップ効果は今回の方が強い見込み。前作の枚数を上回れるかどうかが、まずは一つの基準となるだろう。

7位 加藤ミリヤ×清水翔太(前作4位・3.1万枚)
 この名義としては1年5ヶ月ぶりのシングルとなる。ただスタート位置から見ても前作のような勢いが無いのは明白だが週の後半にかけて追い上げる事ができるだろうか。

9位 Every Little Thing(前作6位・1.6万枚)2枚同時2種→3種
 今週末公開の劇場版ポケットモンスターの主題歌(2作同時公開の両方の主題歌)を収録。前作はチャン・グンソク出演のPVが売上を牽引する形となったが、今回はその売上をどこまで維持できるかが課題となるだろう。

10位 戸松遥(前作13位・7,600枚)
 自身主演のアニメ「猫神やおよろず」エンディングテーマ。上位とは実績差があり下位にも侮れない相手が多くどこまで順位と売上を維持できるかが今回のポイントとなるか。


来週以降のリリース状況はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64878318.html