第13節展望(週末から動き出した展開が2週目にどう影響するのか?)
順位は月曜付けデイリーチャート
1位 嵐(初動1位・75.6万枚)2種→3種
ドラマ「ラストホープ」主題歌と映画「プラチナデータ」主題歌の両A面シングル。初日から前作の倍近い数字が飛び出し、初動も自己記録(57.2万枚)を大幅に上回る数字をマークしたが、その要因は、2種類ある限定盤にそれぞれ収録内容が異なるDVDが特典として付いていると言う点にあるようだ。ライブ映像も高い売り上げ実績を誇るだけに、今回この施策が相当な効果を発揮したと言えるだろう。
月曜付けでも1.3万枚と高い数字をマークしている。こうなると累積でどこまで数字を伸ばせるかにも注目が集まるだろう。
2位 ポルノグラフィティ(初動3位・3.5万枚)2種→3種
アニメ「マギ」オープニング・テーマ(1月~)。人気アニメのタイアップとパッケージ数増の効果もあり、初日から前作を上回る数字でスタート。結局日曜日までデイリー3位は変わらなかったものの、初動は前作から2割増とここでは結果を残した。
月曜付けでようやく1つ順位を上げて2位に浮上。しかし数字は低く3位AKB48との差も大きくは無い。この位置を最後までキープできるだろうか。
4位 テゴマス(初動2位・6.9万枚)
シングルリリースは2年1ヶ月ぶりと久々だったが、初日は前作から差の無い数字での2位とまずまずのスタート。しかしここから久々の影響が出たか伸びを欠く結果となり、初動は前作から1.5万枚減と大きく数字を落としてしまった。
デイリーでは日曜付けまで2位をキープしていたが月曜付けで4位まで後退。5位氷川きよしは突発的な上昇だが、これ以上順位を落としたくないところだろう。
7位 EGOIST(初動6位・2.1万枚)
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」エンディング・テーマ(1月~)。初日5位スタートから、2週目のSMAPには抜かれたものの週間では6位。同アニメ前期エンディング曲だった前作とほぼ同等の初動となった。先行配信されたiTunesでは上位をキープし続けており推移に注目されたが、CD売上では特に大きなチャートアクションは見られなかった。
8位 安室奈美恵(初動4位・2.3万枚)2種→1種
コーセー「ESPRIQUE PRECIOUS」CMソングを収録した両A面シングル。約1年ぶりのシングルリリースとなったが、初日から4位とポルノグラフィティに先行を許す展開に。その後も順位を上げられず(デイリートップ5は金曜付けまで不動)逆に週末順位を落とす結果となり、何とか週間4位には踏みとどまったものの、初動は前作から半減と大苦戦。かつてのビッグネームが、ここにきて苦境に立たされることとなるのか。
フラゲ日トップ10入り新譜(9作)→週間初登場トップ10入り(8作)→月曜付けデイリー旧譜トップ10入り(5作)
来週以降の新譜情報
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/66230966.html