Billboard JAPAN Monthly Digest(2015 Dec.) Rewrite

 今年からこのBillboard JAPAN Monthly Digestは水曜日(主なCDのリリース日)を基準に月間のまとめを書いていきます。そのため、前回紹介し切れなかった部分のフォローを含めまして、今回改めて昨年12月分のBillboard JAPAN Monthly Digestをお送りします。なお、Billboard JAPAN Music Awards 2015の結果、及び解説は来週更新予定の1月分の更新でお送りします。

 詳しいチャートの内容に関しましては、こちらをご覧下さい。またダウンロードの順位ですが、CANSYSTEMのHPに掲載されているiTunes週間チャートを元に記載しています(Billboard JAPANの実際の順位とは異なる可能性がありますのでご了承下さい)。
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/67660507.html


12月14日付(主に12月2日リリース)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/33728/2
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/?kind=h100&date=2015-12-14&rank_or_point=rank
1位 関ジャニ∞[エイト]「侍唄(さむらいソング)」(CDセールス1位)
2位 back number「クリスマスソング」(ラジオ、ルックアップ、ツイート1位)
3位 浦島太郎(桐谷健太)「海の声」(iTunes1位)
4位 Superfly「黒い雫」
5位 安室奈美恵「Red Carpet」

27位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」(YouTube1位)

 関ジャニ∞[エイト]がCDセールス1位、ルックアップ2位で総合首位を獲得。桐谷健太扮する浦島太郎がこの週の「FNS歌謡祭」に登場。その効果もあってダウンロード1位、ツイート2位で総合3位まで浮上した。Superflyと安室奈美恵の4位争いはSuperflyがCDセールス2位、ダウンロード4位、YouTube9位、ラジオ10位。安室奈美恵がCDセールス3位、ルックアップ5位、ダウンロード7位、ラジオ9位でSuperflyに軍配が上がった。


12月21日付(主に12月9日リリース)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/33904/2
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/?kind=h100&date=2015-12-21&rank_or_point=rank
1位 AKB48唇にBe My Baby」(CDセールス、ルックアップ、ツイート1位)
2位 EXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」(YouTube1位)
3位 back number「クリスマスソング」(iTunes、ラジオ1位)
4位 防弾少年団「I NEED U」
5位 浦島太郎(桐谷健太)「海の声

 AKB48がCDセールス、ルックアップ、ツイートの3部門で1位となり総合首位を獲得。ただカップリング曲目当てでの稼動も含まれており、必ずしも表題曲の評価とは言いがたいようだ。EXILEYouTube1位、CDセールス、ルックアップ3位、ダウンロード、ラジオ4位、ツイート7位と各部門で上位に入ったが、さすがに相手が悪かったか。CDセールスではEXILEを上回り2位となった防弾少年団だが、ツイート3位以外は振るわず総合では4位となった。


12月28日付(主に12月16日リリース)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/34097/2
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/?kind=h100&date=2015-12-28&rank_or_point=rank
1位 Sexy Zone「カラフル Eyes」(CDセールス1位)
2位 Flower「瞳の奥の銀河ミルキーウェイ)」
3位 イヤミ feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松(鈴村健一櫻井孝宏中村悠一神谷浩史福山潤小野大輔入野自由)「SIX SAME FACES~今夜は最高!!!!!!~」
4位 back number「クリスマスソング」(iTunes、ラジオ、ルックアップ、ツイート1位)
5位 コブクロ「未来」(YouTube1位)

 Sexy ZoneがCDセールス1位、ルックアップ3位で総合首位を獲得。FlowerはCDセールス、ツイート2位、ルックアップ10位で総合2位を確保。アニメ『おそ松さん』ED曲はルックアップ2位、CDセールス、ダウンロード3位(iTunesでは30位以内に入っていない)で総合3位。コブクロはCDセールス7位だったものの、YouTube1位、ツイート5位、iTunes6位、ルックアップ8位とラジオ以外でポイントを重ね総合ではベスト5入りとなった。

(ここまでが前回掲載分)

1月4日付(主に12月23日リリース)
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/?kind=h100&date=2016-01-04&rank_or_point=rank
1位 back number「クリスマスソング」(ラジオ1位)
2位 E-Girls「Merry × Merry Xmas★」
3位 L'Arc~en~Ciel「Wings Flap」(セールス合算1位)
4位 EXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」
5位 コブクロ「未来」(YouTube1位)
6位 lily white~園田海未三森すずこ),星空凛飯田里穂),東條希楠田亜衣奈)from μ's~「思い出以上になりたくて」(CDセールス1位)

14位 Superfly「黒い雫」(ルックアップ1位)
20位 小林幸子「千本桜」(ツイート1位)

 back numberがラジオ1位、ルックアップ2位、ツイート10位、CDセールス、iTunes、ストリーミングのセールス合算でも3位と高い順位をキープし、楽曲名の通りクリスマスウィークを制し4週間ぶり3度目の総合首位獲得。E-Girlsはツイート2位、ラジオ3位、ルックアップ7位、CDセールス9位(セールス合算では6位)だったが、back numberには及ばず2位。L'Arc~en~Cielはセールス合算1位(CDセールス2位)だったが、ルックアップ10位以外で順位を残せず3位まで。そのL'Arc~en~CielをCDセールスで上回ったlily white(セールス合算2位)だったが、それ以外ではトップ10入りできず、総合ではベスト5に入る事が出来なかった。レンタルが解禁されたSuperflyがルックアップで首位を獲得。ツイート1位は紅白歌合戦での歌唱曲が発表され大きな話題となったラスボス、小林幸子となった。


1月11日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/34332/2
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/?kind=h100&date=2016-01-11&rank_or_point=rank
1位 西野カナ「トリセツ」
2位 星野源「SUN」(ダウンロード1位)
3位 コブクロ「未来」
4位 刀剣男士team三条 with 加州清光刀剣乱舞」(CDセールス1位)
5位 back number「クリスマスソング」
6位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Unfair World」(ツイート1位)
7位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」(YouTube1位)

11位 Superfly「黒い雫」(ルックアップ1位)
47位 ぼくのりりっくのぼうよみ「sub/objective」(ラジオ1位)

 年末年始に跨る週のチャート集計は2008年のチャート開設以来初となる(昨年までは1週まるまる休みで年間チャートにも反映されなかった)。そのチャートを制したのは西野カナ。各要素で1位は無いものの、セールス合算とルックアップで2位、ツイート4位、YouTube6位と満遍なくポイントを重ね15週ぶりの総合首位獲得となった。星野源はダウンロード1位(セールス合算でも1位)、YouTube4位と、この要素では西野カナを上回っていたが、それ以外の要素で差を付けられ2位。CDセールスで1位になった刀剣男士team三条 with 加州清光はルックアップでも8位に入ったが総合では4位まで。ラジオ1位は「閃光ライオット」のファイナリストにもなった横浜在住の高校3年生、ぼくのりりっくのぼうよみとなった。


最新のBillboard JAPANチャートはこちらからご覧下さい。
http://www.billboard-japan.com/charts/