シングルCDのルックアップ（稼動数）に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
６月13日付 週間シングルルックアップチャート
順位（先週） 歌手名「曲名」（CDリリースからの経過週）
１位（１） 嵐「I seek」（３週目）３週連続１位
２位（初） AKB48「翼はいらない」
３位（２） back number「僕の名前を」（２週目）
４位（３） 安室奈美恵「Mint」（３週目）
５位（４） 西野カナ「あなたの好きなところ」（６週目）
６位（21） 家入レオ「僕たちの未来」（４週目・レンタル開始５月28日）
８位（５） EGOIST「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」（２週目）
９位（７） Hey!Say!JUMP「真剣SUNSHINE」（４週目）
10位（９） ケツメイシ 「友よ～この先もずっと…」（７週目）
嵐が新譜勢を抑え３週連続１位。通常盤に限りレンタル解禁が遅れているとの情報もあり、その稼動が加わったようだ。これからドラマが終盤に差し掛かるだけにその影響による稼動も考えられるだろう。
トップ10に新譜は１作のみだが、レンタル解禁に合わせランクアップした２作品があり、継続ランクインは７作となった。家入レオはオリコン14位、サウンドスキャン16位と苦戦し、初動週は43位と低迷したが、レンタルが解禁され初のトップ10入り。ワルキューレは初動週２位のあと、11位、14位とまずまずの推移を見せレンタル解禁と共にトップ10復帰。配信でも上位に残っており稼動の高い状態が続く可能性もありそうだ。
続きまして今週のオリコンチャートとの比較です（－は101位以下300位以内でポイント有り。×は301位以下でポイント無し、もしくは欠測。？はchart insightの各要素で20位以内が無く不明）。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。
順位（ルックアップの順位） 歌手名「曲名」（CDリリースからの経過週）
１位（２） AKB48「翼はいらない」
２位（14） Flower「やさしさで溢れるように」
３位（－） BOYFRIEND「GLIDER」
４位（77） ときめき■宣伝部「むてきのうた」
５位（33） 大原櫻子「大好き」（レンタル開始６月18日）
６位（41） Luce Twinkle Wink☆「1st Love Story」
７位（１） 嵐「I seek/Daylight」（３週目）
８位（×） Kiss Bee「君と僕と夏の物語」
９位（58） i☆Ris「Ready Smile!!」
10位（13） 04 Limited Sazabys「AIM(climb/fog/cubic/Give me)」
今週は全体的に酷いです。
241.7万枚（オリコンでは144.1万枚だが、どうも嘘っぽい）を売り上げたAKB48がルックアップでは首位獲得ならず。「これはひどいｗｗ」と思われるが、実は昨年も今年以上に売れていたとされたものの、ルックアップでは嵐はおろか西野カナにも敗れ３位となっていた。去年の嵐は今年のような強力なシングルでは無かったため、それを考慮するとこの負けは当然とも思えるが約３倍（１万と３万ではなく、80万と240万）の累計売上差がありながら稼動しているCDの少なさは、厳しく指摘されても文句は言い返せないだろう。
その他の新譜も稼動率が低め。大原櫻子はレンタル解禁のタイミングで上位に浮上する可能性はありそうだが、Flowerはレンタルランキングで８位に入ったものの、セルCDの稼働率が低かったか、ルックアップでトップ10入りとはならなかった。唯一それなりに稼動したのが04 Limited Sazabys。ラジオでの放送が多く、そこからルックアップに繋がったか。
