WCCF・第23回全国大会優勝チーム分析

 12月に入りいよいよ年の瀬。忙しい人はなかなか蹴りに行けない(WCCFをすることを指す)ことが多くなるが、参考までにこれをごらんになっていただけると幸いです。
 さて、今回の優勝チームは

デスサイズヘルインパルス(関東ブロック・土曜日優勝)
先発
GK ペリッツォーリ
DF アンドラーデ エスキュデ I.コルドバ(キラ・New) スカローニ(New) ネスタ(キラ) レグロッターリエ
MF ジェラード(キラ) ビセンテ(キラ・New)
FW スミス アイマール(キラ・New)
控え
DF ヴィヴァス エインセ
MF ザネッティ リマ(New)
FW グジョンセン(New)

 フォーメーションは6-1-3とも3-4-3とも取れる。DFの前記3人がバックスで、その前にさらにDFを3人配置している。これは第2回のWCCF CUP WINNER'S CUPの優勝チーム、ベガルタシンキチU-5と同じような布陣である。さらにビセンテが右サイドで現実でもチームメートであるアイマールが決め役として配置されている。
 ここまで23回行われてきたJAPAN WINNER'S CHAMPIONSHIPだが、優勝チームは平均6人のDFをメンバーとして入れている。トゥドールのようにボランチで機能する選手も多く見られており、DFのボランチ起用は重要な課題として各監督の研究が進められている。
 ただし通常ボランチ役はスタミナが肝心。DFはそこまでスタミナが高くないのでこうなると控えの存在が大きくなる。今回の優勝チームはMFの控えにボランチの2人を配しており万全の体制と言える。ゲームを引き締める役として重要な役割を示すボランチは、このゲームにおいても存在感が大きい。そこをどうするか。監督の手腕が問われるところだ。