第5節結果(中位以降は波乱の展開。追い込みを効かせたのは?)
1位 YUI(4連勝)
推定差 2千枚(+1.67%)
数字的には前作から持ち直して8.1万枚まで初動を回復する事が出来た。ただ伸びと言う面では中盤に伸びを欠き何とか8万枚台に乗せた感がある。1年の休養明けから早くも3作目。ここ2作不安定な推移を見せているのは使い詰めの影響もあるのだろうか。
2位 倖田來未
今回は来週リリースされるベスト盤に付属しているオリジナルアルバムからのシングルカットと言う事になる。そのためスタートは前作をやや上回る出足となったものの中盤以降は伸び悩み結局は3.1万枚と前作を僅かに下回る結果となった。不利な条件があるとは言え、この数字はやや寂しいものがある。
3位 中島美嘉
3番手スタートと、やはり話題の映画主題歌だけあって高い位置からのスタートとなった。その後は追われる展開になったものの最後は突き放し3位を確保。映画公開の効果が大きく今週も高い位置をキープ出来るだろうか。
4位 ロシア(高戸靖広)
6番手スタートから例により水曜付けで一気に順位を上げてくるかと思われたが、一時期ほどの勢いは無くなってきているようだ。土曜付けまではデイリー単位で中島美嘉を先行し逆転に望みを繋げたが届かなかった。
6位 中野腐女子シスターズ
スタートは12番手だったものの、チャートレベルが低い事もあり追い込みが効く展開となった。最終的にはイベント効果で一気に順位を押し上げ、前作(腐男塾)の順位を更新する6位となった。
7位 Kalafina
スタートは11番手。話題のアニメ主題歌と言う事もあり上位が崩れる中しっかり数字を伸ばし、前作から倍以上の初動を記録。きわどい勝負となった7位争いを逆転でものにした。
8位 ガーディアンズ4
下位からの追い上げを受け7番手スタートから順位を伸ばす事が出来なかったが、売上はほぼ前作並み(若干のアップ)と堅調。ただレベルの高い週となるとトップ10入りは難しくなるか。
9位 超新星
3週連続リリースのような縛りが無かったためか、4番手と高位置からのスタートとなった。例により中盤以降は失速する形となったものの何とかトップ10を守り抜くことが出来た。
10位 Do As Infinity
9番手とトップ10入りには苦しい位置からのスタートとなったが、こちらも混戦となった10位争いを何とか凌ぎ切った。ただ1種リリースの前作から4種で数字を落としたのは厳しい結果と言える。
その他
11位 北神未海(CV小川真奈) with MM学園 合唱部
12位 the pillows
15位 John-Hoon
17位 河村隆一
この4作はいずれも前作比減となっているが、中でも河村隆一は前作比半減と言う厳しい結果になっている。John-Hoonは超新星ほどの粘りを見せられず5番手スタートからこの順位まで下げることに。the pillowsは今回ガーディアンズ4に目に見える差を付けられてしまった。北神未海(CV小川真奈) with MM学園 合唱部はイベントの効果も実らず連続トップ10入りはならなかった。
月曜付デイリーチェック
首位は引き続きYUI。推移的には週末は持ち直した感があるものの、以前のような勢いは影を潜めつつあるような感じもする。1.5万枚前後ぐらいか。2位と3位には週末映画公開があった主題歌、中島美嘉と水樹奈々が並んだ。この両者は1万枚に届くかどうかぐらいのペースだろう。
第6節新譜紹介
昨年発覚した事務所問題が深刻化しつつあるとも囁かれている東方神起が登場。このような状況下でのベスト盤リリースとなるとネガティブな部分も出てきてしまいそうだがどう影響するだろうか。1年半ぶりとなるL'Arc-en-CielはNHKのバンクーバー五輪中継主題歌。ただここは相手が強いか。AAA、FUNKY MONKEY BABYS(ベスト盤先行)、田村ゆかり、Aqua Timez、アイドリング!!!に加えアニメ主題歌のCHEMISTRYも上位争いに加わってきそうだ。また、YUI、絢香等を育てた西尾芳彦氏の新たな刺客、マリアが波乱を呼ぶか?
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62837366.html