第20節結果(思わぬ苦戦を強いられ、結局は“いつもの”展開に)
1位 AAA
推定差 1千枚(+0.68%)
小室哲哉復帰作と言うこともあり、“勝つために”1週リリースを延期させ万全の体勢で望んだが、相手が想定以上の反応を示し接戦のまま週末へと首位争いがもつれ込む展開に。土曜日に再逆転を許したものの、“お約束”のインサイダーが発動。辛くも首位を獲得する事となったが、前回首位を獲得した「MIRAGE」の時にも日曜付けで不可解な暴騰があっただけに、「またか」との非難の声が数多く投げつけられている事は言うまでも無い。
結局のところ、予定通り4月28日にリリースして3位になった方が評判を落とさずに済んだのではないだろうか。結果だけを見れば辛勝だが、内容では完全に負けていただけに泥棒行為と言われても無理は無い。
2位 いきものがかり
推定差 1千枚(+1.44%)
朝ドラ「ゲゲゲの女房」主題歌。ドラマの視聴率は時間を変えた事もあり序盤は苦戦していたが、徐々に持ち直しては来ている。今回は1曲555円と安価CDで望み火曜日首位スタートから高いペースを維持。GW中と言う事もあり抜きつ抜かれつの展開となり一旦は再逆転したものの“魔の手”に屈した形となった。最終的な差はおよそ1,100枚。逆に言えばこれだけの接戦で無ければ、相手の妨害行為も目立たなかったとも言えるだろう。
3位 ももいろクローバー
イベントの関係からか、月曜付けから登場しいきなり前作の初動をその時点でクリア。その後はいつも通り尻つぼみの展開となってしまったが、前作のレベルの高い週で11位と健闘していただけに、メジャーデビュー作となった今回、相手関係に救われた部分もあるが結果を残したのは今後に繋がりそうだ。
7位 大島麻衣
AKB48を卒業し、ソロとしてのデビュー作となる今回。ここでもAKB好調の余波が訪れるかと思われたが、そこまでの数字には至らなかった。イベントをこなしつつだが初動は1.2万枚。AKB関連のユニットと比べると低く、今後は苦戦しそうな感じである。
その他
17位 安全地帯
18位 松下優也
共に前作と比べると話題性やタイアップの面で劣っているが、10位が7,300枚と言う事を考えると上位争い出来ていないと今後が苦しい。松下優也はアルバムが控えている事も売上ダウンの要員となったようだ。
月曜付デイリーチェック
コンサート会場での一斉計上で氷川きよしが月曜付けの首位にたった。7千オーバーと高い数字で、今週は早くもこれだけの数字を確保した事となる。2位はいきものがかりで1万枚の中盤ぐらいも狙えそうな数字。坂本冬美が3位となり、週間単位ではいきものがかりを抜けそうな感じではある。
第21節新譜紹介
再び5人での活動となったKAT-TUN。ツアーはこのまま5人で行うと言う事だが、やはり赤西が抜けた影響がどう出るか。久々となるケツメイシがこれに続く形だが、こちらも間が空いただけに反応が気になるところ。VAMPSとFUNKY MONKEY BABYSの上位争いに加え、3日連続リリースの超新星。アニメ関連ではFLOW、Girls Dead MonsterとDiggy-MO'が好気配だ。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63392975.html