オリコン:2011年シーズン第34節の見どころ

第34節の見どころ(初日から波乱の展開。中盤以降も激しい順位の入れ替えが起こるのか?)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 KAT-TUN(15連勝中・前作15.1万枚)
 3曲入りシングルで表題曲がスズキ「ソリオ」CMソング。カップリングにワコール「ウイング ズルイブラ。」CMソング、ワコール「ウイング ズルイパンツ。」CMソング。もう1曲が日本テレビ系「Dramatic Game 1844」イメージ・ソング、日本テレビ系「Going! Sports & News」テーマ・ソングと実質5タイアップシングルとなる。ここ2作は売り上げが続落しており巻き返しを図るためのタイアップ大量投入となったが、それでも初日は前作比減のスタートとなってしまった。
推定初動枚数:13.3万枚(首位獲得に支障は無くなったが、できるだけ取り返したい)

2位 渡り廊下走り隊7(前作2位・9.5万枚)
 前作のカバー曲からどれだけ数字を伸ばしKAT-TUNに肉薄するかに注目が集まったが、こちらも初日は大きく数字を落としてしまい首位獲得の可能性は無くなってしまったと言っていい。前作とは話題性の違いが影響したか。
推定初動枚数:6.3万枚(2位は確保できそうだがペースが落ちれば分からなくなる)

3位 水樹奈々(前作2位・5.5万枚)前作は2枚同時リリース
 表題曲がアニメ「BLOOD-C」エンディング曲。カップリングがTBS系「世界・ふしぎ発見!」エンディング曲。スタートは前作の2枚同時リリースの中間ぐらいと堅調。ただ今回は通常の値段設定に戻っているだけに伸びと言う点では不安が残る。
推定初動枚数:5.4万枚(ライバル不在となりベスト3確保は間違えないだろう)

4位 スマイレージ(前作6位・1.9万枚)
 相手関係を考えると水樹奈々に近い数字が出ていてもおかしくなく、前作と比べかなりハイペースでのスタートとなっているようだ。週間では順位を落とすだろうが売り上げをどこまで伸ばせるか、今後の推移を見守りたいところだ。

5位 遊助(前作4位・4.4万枚)
 映画「劇場版NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン」主題歌。前作実績を考慮すれば水樹奈々との週間3位争いになるのではと思われていたが、なんとスマイレージにも先行される展開となってしまった。水樹奈々の数字から前作以下のスタートである事は間違えなく、こちらも苦戦は必至のようだ。

7位 accese(前作10位・1.0万枚)
 ほぼ1年ぶりのシングルリリースとなる。SKE48より後ろのスタートになってしまった事を考えると、良くて前作並みぐらいのペースだと思われる。旧譜のレベルも高くこれ以下にも上昇気配のある相手もおり、トップ10入りには厳しい戦いとなるだろう。

8位 SM☆SH(前作14位・7,500枚)
 韓国の男性5人組ユニット。TBS系「ジャパーン47ch」エンディング曲。上位からのスタートではあるが、月末にアルバムを控えているだけに前作の売り上げに届くかどうかは微妙なところだ。

9位 Secret(日本デビューシングル)
 韓国の女性4人組グループ。K-POPユニットが2組続けてのランクインとなったが共にここからのスタートではトップ10入りは厳しいと思われる。