Green Hill Music Chart 2012 第44節展望

第44節展望(前節までの低レベルもあってか、さすがに今週は多めとなった)
順位は月曜付けデイリーチャート

2位 福山雅治(先週1位・14.5万枚)
 P&G マックス ファクター「SK-II」CMソングとテレビ朝日系「ロンドンオリンピック放送」テーマ・ソングの両A面シングル。本来は2週間前の9月26日にリリース予定だったが、特典DVDの製作に時間がかかったため発売が延期されていた。スタートは前作から約1.6倍と大きい数字だったが、一斉計上があったためか、最終的には前作から2.5万枚のプラスと言う結果となった。月曜付けは2位だが、1位は乃木坂46のため旧譜首位争いでは優位である。

3位 ClariS(先週4位・3.9万枚)2種→3種
 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前篇」主題歌。昨年話題となった作品の劇場版と言う事もあり、5位スタートと前作とは違う反応。後篇(後篇の主題歌はKalafina)の公開となった週末には連続でデイリー2位となり週間では4位。テレビシリーズ主題歌からは1.4万枚のプラスと作品の人気の高さを示す結果となった。ただ前・後篇共に公開期間は基本1週間と超短期間のため、今週以降の売り上げに影響が出る可能性がある。

4位 SHINee(先週2位・9.7万枚)2種→3種
 日本テレビ系「スッキリ!!」テーマ・ソング、三貴「じゅわいよ・くちゅーるマキ」CMソングのダブルタイアップ。初日だけで前作の初動を上回る勢いでのスタートとなったが、これはイベント応募券が付いていた事による影響が大きいようだ。本来ならこれで週間首位獲得となったはずだが、福山雅治がこの週に回ってきたために、少女時代を上回る初動を記録しながら首位獲得を逃す結果となった。

5位 THE YELLOW MONKEY(先週5位・2.7万枚)
 デビューシングルのリミックス盤。シングルリリースは実に2001年1月以来となった(2004年7月に解散)。スタートから4位と上位でのスタートとなりデイリーでは4・5位を維持。ClariSには逆転を許したが週間5位と奮闘。結成20周年記念で5月から多くのイベントが組まれており、その勢いをうまく持ち込んだか。

6位 モーニング娘。(先週3位・8.2万枚)
 今回も多くのイベントを予定し前作並みの数字と首位争いが期待されたが、福山雅治の発売日変更に加え、前作程の伸びが得られなかった事もありSHINeeにも突き放される展開に。金曜付けではデイリー首位を獲得しあっと言わせたが、初動は前作から2万枚近いダウンとなった。なお先月発表された11期生、小田さくらは年明けからメンバーに加わる事になっている。

8位 JUJU(先週10位・0.7万枚)2種→1種
 表題曲が映画「ツナグ」主題歌。カップリングにアサヒフードアンドヘルスケア「トルタ」CMソング。映画は先週末の興行ランキングで首位となった話題作だが、来月リリースのベスト盤に収録されている事もあり、スタートは13位と低調。週間では僅かの差で10位争いを制したものの初動は大きく落とす結果となった。ただこれは先行シングルであると言う影響が大きいだろう。


フラゲ日初登場トップ10入り(9組)→週間初登場トップ10入り(8組)→月曜付けデイリー旧譜トップ10入り(6組)