週間シングルルックアップチャート(4月11日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。ここでは実際のCD出荷数に近い数字とされるオリコンでの結果を中心に比較します。

順位(先週) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)
1位(1) 乃木坂46ハルジオンが咲く頃(2週目)
2位(2) 嵐「復活LOVE」(6週目)
3位() 手嶌葵「明日への手紙」(8週目)
4位(初) 島村卯月大橋彩香),渋谷凛福原綾香),本田未央原紗友里),大槻唯(山下七海),上条春菜長島光那「Snow Wings」
5位(5) AKB48「君はメロディー」(4週目)
6位(7) aiko「もっと」(4週目)
7位(初) SKE48「チキンLINE」
8位(初) GReeeeN「始まりの唄」
9位(11) μ's「MOMENT RING」(5週目)
10位(6) トト子 feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松(遠藤綾櫻井孝宏中村悠一神谷浩史福山潤小野大輔入野自由)「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」(3週目)

 乃木坂46が2週連続1位。調べられる限り(2014年度以降)ではあるがルックアップ2週連続1位はこれが初。特典効果云々と言われているが、今回はCDの稼動もかなり良く、楽曲も浸透しているようである。
 4週連続4位だった手嶌葵が1つ順位を上げベスト3入り。この週ドラマはすでに終了していたが、楽曲の稼動はまだまだ続いているようだ。またファイナルライブを東京ドームで行ったμ'sもトップ10復帰。ランキングでも有終の美を飾った。

 続きまして今週のオリコンチャートとの比較です(-は100位以下でポイント有り。×は100位以下でポイント無し、もしくは欠測。?は不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

1位(7) SKE48「チキンLINE」
2位(1) 乃木坂46ハルジオンが咲く頃(2週目)
3位(4) 島村卯月(CV:大橋彩香),渋谷凛(CV:福原綾香),本田未央(CV:原紗友里),大槻唯(CV:山下七海),上条春菜(CV:長島光那)「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 01 Snow Wings」
4位(64) M!LK「新学期アラカルト」
5位(-) 水森かおり「越後水原」
6位(×) じぇるの!「超絶☆はっぴー!じぇねれーしょんっ!」
7位(-) 小林豊「恋するスイーツレシピ5 ~君が恋に落ちる一つの方法~(Love Raisin/ストロベリーキッス/泣き笑いパンケーキ)」
8位(73) Negicco「矛盾、はじめました。」
9位(31) 三浦大知「Cry & Fight」
10位(×) X21「約束の丘」

27位(8) GReeeeN「始まりの唄」

 オリコンでは25.7万枚(サウンドスキャンでは31.2万枚)で首位を獲得したSKE48だが、ルックアップは7位と低迷。SKE48は前作もルックアップでは1位を取り逃しており、さらに中心メンバーの一人だった松井玲奈の卒業も影響してか、売上も大幅に落としている。「君はメロディー」のカップリング曲として収録された楽曲もiTunesでは他の48Gに比べ(CDデビュー前のNGT48にも)劣っており、CD売上以外の面ではかなり厳しい結果を突きつけられた。
 新譜でのルックアップ最上位はゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」からの第1弾シングル。主要メンバーが揃っており、相変わらずの人気を示す結果となった。ただオリコンでトップ10に入ったそれ以外の新譜に関しては9位の三浦大知を除きCD売上相応の稼動は見当たらず。水森かおりは先週の山内惠介同様、本来の稼動とは違う結果となっているだろう。
 GReeeeNは前作に続きレンタルでの入手が多く、オリコンでは27位、初動2,600枚だったもののルックアップでは順位を大きく上回っている。ファンの動きがCDを買うより借りる、DLで済ませる傾向が強いようだ。