Green Hill Music Chart 2019 第31節結果

2019シーズン第31節(6月24日~6月30日)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot 100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のチャートを格付け要素として発表します。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(順次2019年度仕様に順次更新中です)。

 それでは、今週のチャートを発表します。
順位(先週の順位) 「作品名」歌手名(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(初) 「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CLUB CD SET 2019」Aqours(レンタル開始6月29日・CD発売6月30日)
2位(1) 「Lemon」米津玄師(68週目
3位(13) 「Remember Me」MAN WITH A MISSION(4週目・レンタル開始6月22日
4位() 「パプリカ」Foorin(46週目
5位(3) 「CHANGE」山下智久(2週目)
6位(2) 「優しいあの子」スピッツ(2週目)
7位(42) 「Ambitious」Superfly(3週目・レンタル開始6月29日
8位(11) 「トップガン/Love Story」NEWS(3週目・レンタル開始6月29日
9位(4) 「Sing Out!」乃木坂46(5週目)
10位(10) 「Memorial」King & Prince(38週目)


 毎年6月30日にリリースされている「ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursのファンクラブ会員権付CDが日曜日リリースながら初登場で1位を獲得。Aqoursの首位獲得は今季第9節以来通算4作目となった。金曜日の時点でフラゲが可能だったため実質3日間しか集計期間が無かったものの、その不利を押しのけての首位獲得は流石と言えるが、米津玄師が2位に、Foorinが4位に上がっているところを見る限り、チャート全体のレベルが疑われても仕方が無いだろう。
 レンタル開始後の1週間を迎えたMAN WITH A MISSIONが3位まで浮上。ただやはりチャートの水準を考えると、もっと上の順位が欲しかったところか。週末からレンタルが開始されたSuperflyとNEWSが再浮上。Superflyは来週更に上位を狙えそうだ。
 11位から20位まででは、15位にIZ*ONE、20位に765PRO ALLSTARSが初登場。デビュー戦では7位と苦戦したIZ*ONEだが、チャートレベルの低さが疑われるこの週でトップ10入りを逃すのは致命的と言える。あっさり格付けを失う結果となった。前節アルバムのリリースで再浮上したKing & Princeは今週も好調で、「シンデレラガール」が20位から14位に再浮上。これで最新作の「君を待ってる」が旧譜2作を下回る珍しい結果にもなっている。



 以上が今週のチャートでした。

 さて来週はBTSが登場。最新アルバムは英米のチャートで1位を獲得するなど相変わらず好調だが、日本では昨年末に起こった原爆Tシャツをはじめとする騒動の影響が懸念されるところだ。4月の時点でダウンロード販売が開始されていたLiSAがようやくここでCDシングルをリリース。こちらもその影響がどう出るか。GLAYは2日リリースとなり1週間をフルに使える体制となったが、上位に食い込めるだろうか。次回のチャートも、どうぞお楽しみに。


おしらせ
 “天”レーベルは今夏も夏コミにサークル参加します。今回も「J-POP Analyze 2019 夏コミ号」「Anison Analyze + 2019 上半期号」をリリース予定です。今年の上半期を振り返りつつ、CD売上では分からない、本当のヒット曲をお届けする予定です。
 現在熱意製作中。8月11日・東京ビッグサイト西2ホール、さ02bでお待ちしています