2021シーズン第50節（11月１日～11月７日）結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
※ 来季となる2022年度では、このリカレント・ルールの規定を変更します。詳細は近日中にお届けできる予定です。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第50節の結果です。
注目の男性アイドルグループ２組が同じ日にデビューシングルCDをリリース。結果はBE:FIRSTが29Pt.、INIが27Pt.でBE:FIRSTに軍配が上がった。ただINIは先行配信をしていたため、BE:FIRSTの方がフレッシュな分、有利になったとも言えるだろう。
ストリーミングは両者1000万再生を上回っているが、共に再生回数キャンペーンの影響が大きく、これが終わった後にどれだけ数字を維持できるかがヒット曲になれるかどうか、また今後のグループの人気にも関わるだろう。
今週は「Gifted.」以外にも初登場は８曲と多め。「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」主題歌の「Small world」が３位。ドラマ「SUPER RICH」主題歌の「ベテルギウス」が６位。劇場版「きのう何食べた？」主題歌の「大好物」が10位。大晦日に行われるラブライブ３作品合同のカウントダウンライブテーマソング「LIVE with a smile!」が11位。「Gifted.」のカップリング曲「First Step」が17位。今月スタートの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」主題歌の「アルデバラン」が24位。「名探偵コナン」主題歌の「YURA YURA」が25位に入った。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）。
トップ10では優里が３位に順位を上げ、NiziUが６位に下がりました。LiSAは昨年分のポイント抹消が大きく、前節時点で49.5Pt.差あった優里に逆転されトップ３から後退。またNiziUに代わりSixTONESがトップ５に進出しました。
今週大量ポイントをマークしたBE:FIRSTは31位。INIは38位と上位に進出。ここからどこまで順位を上げるでしょうか。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。そして今週の結果を受けまして…
優里「ドライフラワー」の年間チャンピオン、およびストリーミング部門年間１位が決定しました。なお優里は三股報道による影響を考慮し、年間表彰である「Green Hill Music Grand Prix 2021」は選出除外処分、「Green Hill Music Awards 2021」はアーティスト部門から除外となります（楽曲部門は選出可能）。あらかじめご了承ください。
それでは、来週のチャートもぜひご覧ください。
