Green Hill Music Chart 2024 第15節結果

2024シーズン第15節(3月4日~3月10日)結果

 

※ 今週の結果は審議を行いましたが、訂正が無かったため当初発表の順位通り確定とします。

 

 このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードオーディオストリーミングビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第15節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2024 Round 15 Result

 今週は25曲がポイントを獲得。映画が公開された「タイムパラドックス」がオーディオストリーミングの順位を上げ12位まで進出。他の順位も上げられるかがトップ10入りへのカギとなりそうだ。

 初登場は4曲。今週リリースされたアルバム「Nautilus」からの先行配信となる「タイムマシン」が13位。ミニアルバム「EASY」から「Smart」が14位。シングル「GOAT」から「FUJI」が23位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2024 Round 15 Top 10

 「鬼ノ宴」がビデオストリーミングで3位まで順位を上げ再登場。オーディオストリーミングでも順位を上げてきており台風の目になりえそうだ。

 トップ10の初登場は2008年にHigh-Kingがリリースした楽曲をハロプロの後輩ユニットであるSIOOMが歌った「C\C(シンデレラ\コンプレックス)'24」が9位に入った。

 上位争いは5位で16Pt.が入る激戦となり、特に5日にMVを公開した「晴る」がストリーミング2要素で初のポイントを獲得し4位まで浮上。また「GOAT」はシングルCDリリースに伴い、バンドルダウンロード購入キャンペーンが行われたため、ダウンロードで再び1位になった。しかし1位、2位は変わらず前節首位に立った「Bling-Bang-Bang-Born」が2週連続1位となった。なおこの曲も8日にTHE FIRST TAKEが公開されているが、現状その再生数が反映されていないようである。

 なお今週のチャートで「晩餐歌」が「唱」の今季獲得ポイントを上回り年間暫定1位に躍り出た。ただオーディオストリーミングの週間トップ10入りが今週で18週目となっており、獲得ポイントが半減するリカレント・ルールの適用が近づいている(ビデオストリーミングは14週目)。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 24-15

 トップ10ではヒゲダンが1つ順位を落とし8位に後退。昨年の獲得ポイントを徐々に減らしており、新曲のリリースが無ければ今後も順位を落とし続けるでしょう。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第15節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。