WCCF・第37回全国大会優勝チーム分析

 野球版ワールドカップとなるであろうWBCは日本の優勝で幕を閉じた。運営面などの問題もあるが、一発勝負の怖さという点では本家ワールドカップとなんら変わりは無い。思わぬ敗戦で窮地に追い込まれたり、その逆で救われることもある。運も実力のうちであるが、その確固たる実力が無ければ、そういうことにはならないだろう。
 こうなるとサッカーも負けていられないだろう。WCCF第37回優勝チームは、そのWBCにも出場したあの国の出身者で固められたチームが優勝した。

レアル・アムステルダム(近畿ブロック・水曜優勝)
先発
GK ファン・デル・サール(キラ)
DF ボウマ ヘイティンガ スタム(黒) デ・ヨング
MF セードルフ(黒) ダヴィッツ(キラ) コク(黒) ロッベン(キラ)
FW ベルカンプ(キラ) ファン・ニステルローイ(キラ)
控え
DF パーウベ オーイエル
MF ファン・デル・ファールト(黒)
FW カステレン カイト

 まさに純血オランダチームである。フォーメーションは4-4-2。ロッベンを左ウインガーとし、ベルカンプをトップ下にした布陣。オランダ伝統のプレスとカウンターで戦う。
 こう言う新旧のオールスターを組ませられるのはまさにゲームの醍醐味と言えるだろう。それを結果に結びつけるのは簡単なことではないが、それに挑んだこのチームには拍手を送りたい。代表店舗となった大阪の純情モンテカルロ店は第35回大会でAT3000が惜しくも準優勝となったが、今回は見事に雪辱を果たした。エリア別ではなく、店舗で2度目の全国制覇を達成できるのはいつになるのか? 回を重ね、この点も注目したい。