来年の競馬番組が…

 来年の中央競馬の番組編成、ならびに地方・統一重賞の暫定格付けが今日発表されました。

 ここでは今回の大きな変更点の一つであります阪神競馬場での重賞距離変更について触れたいと思います。

 今年の12月に新装されます阪神競馬場は、1周2089mの外回りコースを新設。3-4コーナーはさらに緩やかになり、直線も473.6mとかなり長い直線となります。
 1600mの競争は2コーナー奥のポケットからでしたが、これを廃止し外回りコースを使用します。その他、この外回りコースを使うのは以下の競争です。

・1800m
鳴尾記念
ローズS
 ローズSの1800mは本番よりもハードなような。本番は内回りだし、参考になるかどうか…

・2400m
神戸新聞杯
 ダービーと同じ距離ねぇ。休み明けより使ってきている馬が有利かも。長距離の条件戦を使うメンバーの分散もありえるね。

 あと、忘れちゃいけないのがシリウスSが2000mに変更される点。JBCスプリントからJBCクラシックを見据えた戦いになりそうだ。ただ、この時期のダート短距離重賞が少ないだけにJBCスプリントに出たいメンツは出走枠の少ない東京盃に集中しそうな気が…。

 阪神外回りは4コーナーに入る残り800mからが勝負の分かれ目。ここをどう乗りこなすか。ジョッキーの手綱さばきにも注目です。