インディ500:今年もグリッド争奪戦へ

 インディ500は今日の予選3日目、そして明日の予選最終日をもって決勝進出の33台が決定する。先週末の予選ですでに上位22位までが埋まっているが、今年も残り11のグリッドを巡って激しい争奪戦が繰り広げられることとなった。

 フリー走行が再開された水曜日の時点で、ロジャー安川を含め出場予定者が33人となり、今年も33の決勝進出枠全てが埋まることとなった。ところが昨日になりアレックス・バロンがエントリーを表明し、現時点で残り11の決勝進出枠を巡って12人が争うこととなった。いったい誰が、予選で姿を消すことになってしまうのか?

現時点で予選を通過していないドライバー
J.ハーブ
A.アンサーJr.
M.ロス
J.ラジアー
P.J.ジョーンズ
M.デュノー
A.バロン
Jo.アンドレッティ
ロジャー安川
J.カイト
R.モレノ(S.グレゴワールが負傷したための乗り変わり)
P.ギブラー

 今日の予選3日目は23番以降のグリッドを巡っての予選となる。今日の時点で全てのグリッドが埋まるかは、各車の出来次第と言ったところになるだろう。しかし、下手に遅いと予選落ちの危機に晒されることとなる。
 そして日曜日の予選最終日。グリッドが埋まりきった後、34人目以降の挑戦者は予選通過対象車の中で一番遅い車の記録を更新する必要がある(必ずしも33番グリッドの記録であると限らない)。見事更新すれば抜かれた車はグリッドから除外され、更新した車が33番グリッドに着くこととなる。現時点では11/12だが、更なるエントリーが現れれば、さらに白熱したグリッド争いになる(追記:土曜日の朝になり、91番車にリッチー・ハーンが乗ることが決定。また、ドライバーの決まっていない43番車が組み立てられているとのことで、ここにも誰かしらが乗る可能性が高くなった)。

 27日の決勝に駒を進めるのは果たして誰か?