第23節結果(発売日前にも関らずランクインのGLAY。どこまで上昇したのか?)
1位 福山雅治
推定差 +4千枚(+3.54%)
通算10作目の首位獲得となり、男性ソロでは近藤真彦、田原俊彦に続く史上3人目の記録となった。売上は前作から伸ばして13.1万枚まで上昇。ここ2作は関ジャニ∞(エイト)、Hey!Say!JUMPのジャニーズ勢に屈する形だったが、今回はそこまでの相手はおらず記録を達成することとなった。
2位 GLAY
推定差 ほぼ無し(+0.83%)以前から補正に関しては少ない傾向にある
発売日は昨日の25日。チャートの集計期間は24日までと、発売日前にも関らず流通の都合上ランクインすることとなった。しかしそこはGLAY。発売日前3日間とは言え先行していたアーティストをまとめてかわしての2位。先行シングルではあるが、今週分のチャートアクションにも注目したい。
3位 桜高軽音部
さすがに挿入歌で1種リリースと言うこともあり、主題歌より勢いの点では落ちるのは仕方の無いところ。とは言え4番手スタートから実質2つ順位を上げるあたりは勢いを感じる。6月、7月にはソロのキャラソンもリリースされ、こちらの動向も気になるところだ。
4位 abingdon boys school
3番手からスタートしたものの、「けいおん」の勢いの前に屈する形となってしまい、TBS系深夜アニメ同士の対決に敗れることとなった。桜高軽音部は前作並みの伸びを見せたものの、こちらは前作と比べて伸びを欠いた分がこの差に繋がった。
5位 スキマスイッチ
久々と言うこともあり動向が注目されたが、スタートからアニメ主題歌のabingdon boys schoolと桜高軽音部から話される展開に。結局この出遅れが響き前とは離された5位に留まった。売上も落としており、再スタートは厳しい結果となった。
6位 真野恵里菜
CD発売前に予約を前提とした握手会を開催すると言う奇襲を仕掛け、前作より売上を伸ばすことに成功した。結果論ではあるが、新型インフルエンザの流行前にこの仕掛けを行ったのが吉と出た。もし今まで通り発売イベントと言う形だったが、ここまではいかなかっただろう。
8位 トモとスザンヌ
売上は1.7万枚と、ヘキサゴンとしての前作である里田まい with 合田兄妹からは、約6千枚のダウンとなった。ここに来てネタ切れ傾向は否めないところか。
10位 GARNET CROW
前作とほぼ同水準の売上と言うことで、「コナン」タイアップの恩恵はあまり受けていないものと思われる。売上としてはやや不満が残るところか。
その他
11位 鬼束ちひろ
14位 吉川晃司
15位 LM.C
20位 VANNESS
鬼束ちひろは限定版故にスタートに数字が偏ってしまいトップ10入りならず。吉川晃司は25周年と言うこともあり大きく数字を伸ばしおよそ6年ぶりのトップ20入り。LM.Cは前々作から比べれば数字を伸ばしており結果は残したと言っていい。VANNESSもスタートに数字が傾き20位まで順位を落とす形になった。
月曜付けデイリーチェック
この日が正規の販売日となるGLAYが4日連続で首位。実質発売日までに6万枚弱を売り上げた計算となる。日曜日までの売上をベースに予想すると、今週は5.8万枚ぐらいとなりそうだが、タッキーの例を当てはめると明日は急落の恐れがあるため、もしそうなると週間争いでも苦しくなる。福山雅治は依然好調で4万枚近く行く可能性がある。桜高軽音部は1.5万枚ぐらいか。
第24節新譜紹介
ここは嵐が一枚も二枚も抜けた存在と言っていい。前作の数字ほど期待してはいけないだろうが、今回もかなりのペースになることに間違えは無い。今年は劇場版「ROOKIES」の主題歌としてGReeeeNが登場。さすがに嵐には及ばないがあれから1年、ここでどれぐらいの数字をたたき出すか。それ以下は混戦となりそうだが、ZARD、SPEED、いきものがかりに加え、椎名林檎の調子が良さそうだ。