オリコン:2009年シーズン第26節結果

第26節結果(大方の予想通りと言えば予想通りだが…)

1位 GIRL NEXT DOOR(初の首位獲得)
推定差 1千枚(+0.68%)
 日曜日に人気ゲーム「テイルズ」シリーズのイベントがあり、その「テイルズ」とは無関係のこのCD(と、misonoのシングル。これも「テイルズ」タイアップではない)で会場限定購入者イベントを開催。とは言っても指数差にして3,200あったトップとの差を、日曜付けだけで前日比3倍以上(数字に直すと7,000以上)増と言う、にわかに信じがたい数字が弾き出され大逆転に成功し、初の首位を獲得した。
 とは言え、これに関する世間の反応はと言うと…、

オリコンGIRL NEXT DOORがデビュー以来初の首位獲得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000020-oric-ent

 まぁ、無理もないところか。初めて首位を獲得にも関らずこれだけのバッシングを食らうと言うのも、前代未聞であろう。

2位 倉木麻衣
推定差 ほぼ無し(+0.16%)
 そのガルネクから必死に逃げようと、Mステの出演から週末のストアイベント行脚を慣行したが、7年半ぶりの首位獲得は悪の手により摘み取られる形となった。ただ週末の伸びが無く、あっさりガルネクに抜かれていたならば、ここまでのバッシングには至っていないと思われる。3.1万枚vs2.9万枚と言う非常にレベルの低い週であったが、彼女の活躍があったからこそ、この騒動の波紋がここまで広がったとも言えるだろう。

3位 YUI
 GReeeeNが別パッケージをリリースしたこともあり、YUIとの位置関係が逆転するのではとも思われていたが、YUIが逃げ切る形となった。なお、GReeeeNはアルバムが45.2万枚を売り上げ、GLAYのベスト盤相手に圧勝する形となっている。

6位 GACKT(今作から大文字表記に変更)
 4週連続リリースの第1弾となるシングル。例により1週前にリリースされたFC盤の分は含まれていない模様。前々作との比較で微減となっているが、やはり前作から比べると物足りない結果となっている。

7位 桂ヒナギク with 白皇学院生徒会三人娘 starring 伊藤静 with 矢作紗友里中尾衣里浅野真澄
 アニメ「ハヤテのごとく!!」からのシングル。木曜付けでのkonozama砲はあと一歩のところでデイリー首位を逃す形となった。そこに立ちはだかったのはやはり…

8位 TUBE
 スタートではヒナギクより前だったものの後半失速し8位どまり。とは言え通算50枚目のシングルは前作より数字を伸ばすことに成功。まだまだ夏男の健在ぶりを示す結果となった。

9位 Plastic Tree(初のトップ10入り)
 4種リリースで勝負に出た彼らがここで結果を残すことに成功。売上を伸ばし専門店補正も高く付いたようだ。なお、6位から9位までは小差での決着となっている。

10位 加藤和樹
 スタートは10番手とトップ10入りには厳しいスタートだったが、3種リリースとアニメ効果によりJUJUとの10位争いを征した。しかし1万枚を割っており、上積みが求められるところだ。


月曜付けデイリーチェック
 何と首位は4週目となる嵐に。しかし推定売上はトップで2,098。伸びても1.5万枚までは行かない計算となりそうだ。とは言え今週の新譜もそれ程レベルは高くない。2位のYUI、3位のGReeeeNを含め、この3組はトップ10圏内の争いと言うことになりそうだ。

第27節新譜紹介
 さすがにここではV6が抜けた存在となるだろう。これを追うのはやはり「けいおん」の2枚と言うことになる。アニメは番外編を残し今週が最終回となるだけにその効果も高そうだ。「ヘキサゴン」、GACKTの4週連続第2弾、Do As Infinityも久々のリリースとなるが、忌野清志郎の遺作となるシングルも登場し、下位グループは混戦となりそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/61468130.html