オリコン:2010年シーズン第8節の見どころ

第8節の見どころ(予測困難の中、どのようなスタート位置となったか注目だろう)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 KAT-TUN(10連勝中・前作32.3万枚)
 メンバー亀梨和也主演のドラマ「ヤマトナデシコ七変化」主題歌。視聴率は相変わらず低いが、これはもう亀梨主演ドラマでは“いつものこと”とも言えるだけにそれ程関係しないだろう。スタートの数字は前作より高くドラマ放送の金曜日までにどこまで数字を伸ばす事が出来るだろうか。
推定初動枚数:35.3万枚(出足が良いだけに、その分伸びを欠く可能性もある)

2位 モーニング娘。(前作4位・3.6万枚)
 前作のメンバーから久住小春が抜け8人になっての初のシングルとなる。スタートの数字は前作をやや下回るぐらいと堅調ではあるが、3位との差はそれ程無い。やはり週間での順位となると明日以降は貯金をはたきつつと言う展開になるだろう。
推定初動枚数:3.6万枚(これ以下のメンバーは伸びが違うだけに苦戦は免れられない)

3位 水樹奈々(前作1位・5.4万枚)
 前作初の首位獲得から各所で取り上げられるようになり、その勢いをどれだけ保つ事が出来るかがカギとなったが、スタートの数字はその前作を僅かに上回るペース。「なのは」タイアップではあるが今回はゲームと言う事で反応が気になるところだったが、良い状態をキープしているようだ。
推定初動枚数:5.6万枚(週末にはツアーが始まるが、そこでペースを維持できるか)

4位 ポルノグラフィティ(前作3位・5.1万枚)
 ドラマ「宿命 1969-2010」主題歌。前作がアニメ主題歌だったにも関わらず売上を伸ばせなかっただけにスタートの反応はどうかと思われたが、結局水樹奈々に先行される展開となってしまった。伸びと言う点を考えると逆転は難しいと思われるが、今後この2位争いはどう展開するか。

5位 はんにゃ,フルーツポンチ
 テレビ東京系の子供向け番組「ピラメキーノ」から登場したユニット、オンナラブリーのシングル。はんにゃの金田哲が女装し話題となっていたが、事前の予約から好調を維持し上位からのスタートとなった。放送が水曜日なだけに、木曜付けでどの位置にいるか。侮れない存在となるだろう。

6位 supercell(前作5位・3.0万枚)
 前作は人気アニメ「化物語」主題歌として話題を集めたが、今回はノンタイアップでのリリース。ここは真価が問われるところだが高い位置をキープする事に成功。下からの追い上げをどれだけしのげるか。

7位 サーターアンダギー
 「クイズ!ヘキサゴンII」からのユニット。モデルの山田親太朗新選組リアンの森公平と番組オーディションから選出された松岡卓弥による3人組。supercellに先行を許したが、番組放送効果とイベント効果で逆転を狙う。

8位 湘南乃風(前作10位・1.5万枚)
 上位のメンバーと前作実績を考えると、この位置は仕方の無いところと言える。映画「交渉人 THE MOVIE」の主題歌で映画公開が週末ではなく祝日の木曜日と言うところがどう影響するだろうか。

9位 mihimaru GT(前作8位・1.0万枚)
 今月発売のアルバムからの先行シングル。映画「猿ロック THE MOVIE」の主題歌ではあるが、公開は今月末と今週はタイアップ効果を得られない。今回は苦しい展開となるだろう。

10位 トータス松本(前作15位・6,400枚)
 ドラマ「まっすぐな男」主題歌と「間寛平アースマラソン」応援歌の両A面シングル。前作はアルバム先行だったが前々作より数字を伸ばしている。ここでも売上を伸ばしてきそうな感じだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
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