オリコン:2010年シーズン第30節結果

第30節結果(面目を保つには、ここ最近のを含め嵐の2週目を上回る事だが…)

1位 浜崎あゆみ(23連勝)
推定差 1千枚(1.15%)
 昨年末のシングルも「福山相手に逃げたのは正解」と言う結果となってしまい、ここは何とか巻き返しを見せたかったところだが、スタートは前々作を下回る展開に。途中追加の限定盤をリリースさせ巻き返しを図ったが、何とか7万枚を超えるに留まった。前2作の嵐の2週目はいずれも6万枚台だったため、かろうじで面目を保つ形となったが、歌番組に多数出演する年末のシングルと比べると苦戦している感は否めないところだ。

2位 嵐
 さすがにアルバム先行だけに、売上の減少も通常より早い傾向になる。今週の売上を含め年間暫定4位に浮上。さすがにAKB48には追いつきそうにないが、それは次のシングルでと言う事になるだろう。

3位 氷室京介
 2位スタートではあったが、やはりブランクの長さが影響してか、前作以下の流れとなってしまった。2位争いについては相手が1枚上と言うべきだが、きっちりと3位を確保したのは存在感をアピールする結果とも言える。

5位 BREAKERZ
 スタートは3番手からであったがペースは前作より低めと苦しい立ち上がりとなった。しかし週末に行われた握手会により流れを引き戻し、何とかアルバム先行の前作を上回る事に成功。ただこれが無ければ厳しい結果になっていたのかもしれない。

6位 Berryz工房
 「イナズマイレブン」のタイアップはここ数作続いているが、今回はスタートから5番手と出遅れる事に。そのままペースを取り戻せぬまま、最後はSKE48に詰められたが6位は守りきった。ただ前作からは1万枚以上数字を落としており、タイアップが同じ中での急降下は対策が求められるところだ。

8位 ヘキサゴンオールスターズ&ツバサ
 今週末放送の「FNS26時間テレビ」主題歌。昨年は高い数字をマークしたが、今年はスタートから7番手と大きく出遅れ。8位争いは終盤までもつれる展開となったが、何とか逆転した。しかし昨年の同タイアップからは1/4以下の数字となってしまい、番組視聴率にも影響を及ぼしそうな結果となってしまった。

9位 ryo(supercell)feat.初音ミク/kz(livetune)feat.初音ミク
 6位スタートとまずまずの位置からスタート。中盤以降順位的に急落する事はなかったものの、ヘキサゴンには水曜日以降先行され僅かの差で逆転を許したものの、初音ミクのクレジットが付いたシングルとしては初のトップ10入りを果たすこととなった。


その他
11位 FTIsland
 今週のトップ10ボーダーは1.2万枚(氷川きよし)とやや高め。FTIslandは前作比ダウンで1.0万枚は記録したものの今回はトップ10入りならず。ただ相手によっては巻き返せるだろう。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続き嵐。怪物くんも2位に上がっており、ここでまた嵐の1・2体勢となった。嵐は1万枚中盤ぐらい、怪物くんは今週も1万枚を超えてきそうだ。デイリー完勝を逃した浜崎あゆみは3位に後退。2位との差は小さいが最終的にはどのような差となるだろうか。


第31節展望
 11種と言う超多種リリースとなったAKB48からの選抜メンバー、チームドラゴン fromAKB48が物量に物を言わせて先行する展開となりそうだ。果たしてどれぐらいの数字となるのか? ケツメイシが2番手で3種リリースでアニメ主題歌のthe GazettEが追う展開。トップ10を巡る争いではACIDMAN林原めぐみクレイジーケンバンドBoA茅原実里を加えた攻防となりそうだ。

来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63653420.html