2010シーズン上半期表彰:Green Hill Music Camp 2010選出アーティスト発表

 では7月中旬と遅ればせながら、今年の上半期音楽界を彩った上位20組の発表です。

Green Hill Music Camp 2010
規定
・ 今シーズン前半に活躍したアーティストのみが選出される
・ 上半期表彰は性別に関係なく上位20組を選出する。
・ 併載されているGreen Hill Music Chart 2010年第26節開始時点格付け(今シーズンリリースのあるアーティストに限る)、オリコン上半期ランキング(シングル・アルバム)上位、配信ランキング(レコチョク)上位、有線ランキング(USEN)上位から計20組を選出する。

 それでは、選出アーティストの発表です。

20 lecca「TSUBOMI feat.九州男」
19 福山雅治「はつ恋」
18 ヒルクライム「春夏秋冬」
17 BUMP OF CHICKEN「魔法の料理 ~君から君へ~」

 九州男とのコラボで登場のlecca。昨年はドラマ「ギネ」の主題歌を歌った女性レゲエシンガーがオープニングに登場した。福山雅治は今年の大河ドラマ龍馬伝」でもおなじみだ。ヒルクライムは昨年9月の曲ながらも根強い人気を誇っている。BUMP OF CHICKENは4月の2週連続リリースで共に売上チャート1位を獲得した。

16 坂本冬美また君に恋してる
15 東方神起「時ヲ止メテ」
14 FUNKY MONKEY BABYSファンキーモンキーベイビーズBEST
13 Hey!Say!JUMP「瞳のスクリーン」

 昨年の紅白出場で一気に人気の火が付いた坂本冬美。各部門で上位に入り堂々の選出となった。一方無期限の活動休止となってしまった東方神起も選出。彼らが5人で再び活動する事はあるのだろうか。アルバム上位で選出のFUNKY MONKEY BABYS。流れが良かった中でのリリースだっただけに、良い結果を残す事となった。間隔の空いたHey!Say!JUMPであったが、きっちり結果を残し選出。先日1stアルバムもリリースされ、今後の展開が待たれるところだ。

12 清水翔太×加藤ミリヤFOREVER LOVE
11 関ジャニ∞(エイト)「雪をください」
10 JUJU「桜雨」
9 NEWS「さくらガール」

 昨年話題となった「LOVE FOREVER」のコンビが再び登場。こちらもシーズン序盤の話題を集めた。昨年末に3日間連続リリースと言う前代未聞のリリース形式を取った関ジャニ∞(エイト)も選出。この3枚で一番売り上げたのは、最後にリリースされた「緑」だった。昨年はJAY'EDとのコラボ曲が話題だったJUJUは上半期有線1位で選出。今回は単体でのノミネートとなった。NEWSも前作から間隔が空いたものの結果を残した。

8 西野カナ「会いたくて 会いたくて」
7 浜崎あゆみ「You were...」
6 AKB48ポニーテールとシュシュ
5 YUI「GLORIA」

 このブロックは全員女性が占める事となった。配信で強さを発揮してきた西野カナだが、先日リリースされたアルバムもロングセールスとなっており、売上と配信を高いレベルで両立させている。浜崎あゆみは開幕戦の回避は残念だったが連勝は継続中。AKB48は総選挙効果もあり初動50万枚を記録。派生ユニットも大きく数字を伸ばしており、その効果は計り知れない。YUIも復帰後は連勝を積み重ねており、休養は好転に結びついたようだ。

4 安室奈美恵『PAST FUTURE』
3 KAT-TUN「Love yourself ~君が嫌いな君が好き~」
2 木村カエラ「Butterfly」
1 嵐「Troublemaker」

 今シーズンの開幕週(昨年)にリリースされたアルバムが上半期1位となった安室奈美恵。今月末には久々のシングルも控えているが相手が強いだけに結果が気になるところ。KAT-TUNはアルバムも含め高い水準をマークしているが、遂に赤西仁が脱退する事となり影響が懸念される。紅白で話題となり、自信も瑛太と結婚する事となった木村カエラ。妊娠中で活動に影響が及びそうだがシングルでも初の1位を獲得するなど“おめでた続き”だ。そしてベスト盤後も勢いが止まらない嵐。来月のアルバムも高い数字が見込まれており、しばらくは頂点の座が揺らぐ事は無いようだ。


 以上の20組が今回の選出アーティストとなりました。このメンバーが年末、どのような変化を見せてGrand Prixとなるでしょうか?