オリコン:2010年シーズン第34節結果

第34節結果(今週も高レベル。14位までが1万枚オーバーとなった)

1位 福山雅治(3連勝)
推定差 7千枚(4.74%)
 前作はちょうど「龍馬伝」の主役が決まり紅白への出場も決めた後と言う事もあり数字を伸ばしたが、今回はそれと比べるとおとなしいスタート。前々作ぐらいの推移になるかと思われたが、中盤で盛り返し終わってみれば前作比ブラスの15.8万枚と数字を伸ばしての決着となった。ただ本来は前節登場の予定だったようで、「1位にこだわった」との批判の声は出てきそうな感じではある。

2位 Perfume
 本来なら同一事務所2週連続首位を獲得するべく今週登場するはずだったのだが、福山雅治が今週に回ってきてしまい首位には手が届かなかった。ただ中盤まではいいペースを保ち8.5万枚と、2作連続で自己最高初動を更新する結果となった。結果的には「アミューズ」両者は前作から売上を伸ばす結果となり、数字の上では上々の結果となったと言えるだろう。

3位 T.M.Revolution
推定差 2千枚(2.68%)
 ソロでは久々のリリースとなったが、人気作のタイアップであるのと、イベントでは会場の新記録となる動員を記録し6.6万枚と売上を伸ばす結果となった。相手が相手だっただけに3位までとなったが、この売上なら週を選べば勝ち負けとなるだろう。ベスト3は全員が前作比増と言う結果となった。

5位 KARA
 いよいよ韓国の女性グループが日本のチャート上位に食い込むこととなった。渋谷や新木場でのイベントでファンが殺到したのはマスコミでも大きく取り扱われ、日本での初シングルでいきなりのベスト5入りとなった。

6位 TOKIO
 前作は疑惑の首位獲得となってしまい、ここは是が非でも結果を残したかったところだが、なんと5位争いでKARAに敗れ8年ぶりにベスト5に入ることが出来ないと言う事態に陥った。売上は2.8万枚で前々作からは僅かにプラスだが、これでは前作の首位獲得に対する疑惑が更に深まる結果になってしまうだろう。

10位 長渕剛
 スタートは8番手からだったが思った以上にペースが伸びず、結局2週目の放課後ティータイム2曲にも週間ではかわされ10位。売上もアルバム先行だった前作を下回る結果となってしまったが、今週はここで1.4万枚。普段ならもう少し上の順位だろう。


その他
13位 秦 基博
14位 北乃きい
15位 崎本大海
25位 大島麻衣
 秦 基博はアニメタイアップだったものの売上は前作とほぼ同等と伸び悩んだ感あり。他の3人も中盤以降は伸び悩み北乃きいは7番手スタートから秦 基博にも抜かれる事に。やはりスキャンダルの影響は少なからずあったようだ。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続き福山雅治。お盆と言う事もあり高い数字を維持している。今週も3万枚台に乗せてくるのだろうか。今週は4位だったSMAPが2位に浮上。こちらも2万枚近く行く可能性がある。T.M.Revolutionが3位に後退したが、タイアップ分を考慮すると1万枚の前半ぐらいとなるか。


第35節展望
 総選挙により選抜されたメンバーによるAKB48の新譜が登場。予約段階で前作を上回る65万枚を記録しているとの報道もあるが、果たしてどれだけの数字でのスタートとなるか。Acid Black CherryとAAAが2位争いと言う展開になりそうだが、AAAは前作またしても曰く付きの首位獲得劇だったために結果が欲しいところ。ジャニーズJr.などによるミュージカルから「ROAD TO PLAYZONE」がリカットシングルとして登場。旧譜のレベルを考えると、これ以下はトップ10に向けて厳しい戦いを強いられる事となるか?


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