オリコン:2011年シーズン第19節結果

第19節結果(日韓バンド対決となった上位。とは言え勢いの差は明白と言う結果に)

1位 関ジャニ∞(10連勝扱い)
推定差 1万枚(5.29%)
 再来週にもシングルを控えている中でのリリースだっただけにスタートから前作を大きく下回る展開となったが、中盤は幾分遅れを取り戻し、お約束の帳尻合わせも含め何とか20万枚の大台はキープすることが出来た。もちろん連続リリースだけに買い控えの傾向も見え隠れする動向なので、この結果だけで評価をするのは難しい。来月のシングルも本調子ではないだろうが、これぐらいの数字は確保しておきたいところだ。

2位 FTIsland
 スタートで3位以下を突き放す展開になり、後はどこまで売り上げを伸ばせるかに焦点が集まったが、スタートが良かった分、後半は前作から比べると伸び悩み3.4万枚と、前作から約6千枚のプラスと言う結果になった。今回のタイアップで伸ばした分を次に繋げられるかが今後を左右しそうだ。

3位 SCANDAL
 今週末公開の映画とタイアップ効果が期待できない中でのリリースとなったが、パッケージ数を増やした(前作は1種だった)分の効果で前作以上の伸びを見せ2.2万枚と売り上げを回復。週末までにB'zには充分なリードを付けベスト3入りを果たした。

5位 SUPER☆GiRLS
 昨年末リリースのアルバムではそれ程の結果を残せなかったが、初のシングルリリースで体制を大幅に強化。大口購入での特典(インディーズ時代のももいろクローバーとほぼ同じ形)もあり初日から4位と好発進。週間でも5位に食い込んだが中盤では大きく順位を落とすなど脆さも見られた。


その他
12位 柴咲コウ
26位 持田香織
 今週は10位と11位で大きな差があり、前作と同じ順位の柴咲コウではあるが、売り上げは前作から半減以下と大きく落ち込んだ。枚数限定シングルの持田香織は半数近い数字を捌けただろうか。


月曜付デイリーチェック
 首位は引き続き関ジャニ∞。ペースはそれ程落ち込んではおらず、今週も2万枚後半ぐらいのペースとなりそうだ。2位はB'z、3位はKARAとなっているが、共に1万枚に到達するかは微妙なところだ。


第20節展望
 ここにも震災の影響により発売を延期してきたアーティストが転戦してきているが、本来本命視されていた板野友美(7月13日に延期)に変わり、2週間発売を延期してきた少女時代(ただ震災の影響による延期とは記されておらず、諸般の事情とだけ書かれている)が首位候補の筆頭となるか。先日首位を獲得したKARAや、対戦を回避したB'zとの比較と言う点でも注目が集まるだろう。これをコブクロが追う展開になりそうだ。
 今週は韓国勢からもう一人、人気俳優のチャン・グンソク(こちらは震災の影響により5週間の発売延期)がエントリー。上位争いに加わる可能性が高い。他にもスマイレージBREAKERZ(3週間の延期)、SOUL'd OUT、中島美嘉UNICORNによる上位争いとなりそうだ。