第41節結果(月曜日と金曜日が祝日。これがどう影響したか)
1位 Hey!Say!JUMP(8連勝)
推定差 7千枚(2.98%)
メンバー森本龍太郎が喫煙問題で離脱し9人で望んだシングルとなりその影響が懸念されたが、スタートは前作を下回ったものの昨年以前より高い数字を出し、ペースも前作並みの推移と好調な売れ行きを見せた。結果想定に近い21.8万枚を記録しデビューからの連勝を8に伸ばした。その数字を見る限りではさほど影響が無いようにも見えるが、ファンの内心は如何に?
2位 氷川きよし
初日は3位で前作以上のスタートから木曜日のコンサート分、金曜日のイベント分できっちり数字を伸ばし週間では2位を確保した。ただ週末はややペースが鈍ったか6.0万枚と、前作を僅かに上回るに留まったのは、祝日込みの先週を考えるとやや不安が残るところか。
3位 Acid Black Cherry
2番手からのスタートとなったがさすがにここは相手が悪かった。ただ5ヶ月連続リリースと長丁場の初戦であるにも関わらずスタート後も高いペースを維持。前作から2割近く数字を伸ばし4.9万枚と好成績をマークした。カップリングとして収録したカバー曲も効果があっただろうか。
4位 ポルノグラフィティ
Acid Black Cherryとの3位争いも予想されたが1種リリースになったのが影響したか、序盤で前を追いかける展開にする事が出来なかった。売上は3.7万枚と1割以上落としているが、パッケージ数の影響であればそれほど悲観するべき内容ではないだろう。
6位 倖田來未
序盤は我慢の展開から映画が公開される週末に勝負をかけたかったところだが、その効果も大きくはならず苦しい展開にとなり2作連続でベスト5入りを逃す結果となった。ただ3.1万枚は前々作よりやや低いぐらいで、順位的にも相手が揃った週でのリリースが続いているのが要因だろう。
8位 大国男児
前作は売り上げを伸ばしながらトップ10入りを逃したが、今回も好調な推移を見せ2作ぶりのトップ10となった。7位争いではAKB48に逆転を許したが1.8万枚は前作から更にプラス。少しずつではあるが着実に売り上げを伸ばしている。
9位 miwa
初日7位からのスタートだったがやはりタイアップ効果が薄かったためか徐々に後退していく展開に。福山雅治との9位争いはなんとか制したが1.4万枚は前作から数字を落とす結果に。ただコンスタントにこれだけの結果を残せるのであれば戦力として計算できるだろう。
月曜付けデイリーチェック
トップは3週目となるEXILE/EXILE ATSUSHIに変わったが、その売り上げがなんと2.4万枚。デイリーチャートの発表があった27日がEXILE結成10周年と言う事もあり、それに合わせて「10周年記念豪華BOX盤」が発送されたか、ファンが記念購入した可能性が高い。昨日まで首位だったHey!Say!JUMPが2位に後退。2万枚中ほどぐらいのペースか。ただ氷川きよしが差の無い3位で両者が週間では逆転する可能性がありそうだ。
第42節展望
前作実績者でリリースがあるのがシドとスマイレージのみと完全に谷間の週となった。前作実績で言えばシドだが、上記にあるようにEXILE/EXILE ATSUSHIが月曜付けで2.4万枚を売り上げておりこれを追いかける展開となるだろう。今回から7人組となるスマイレージは前作の数字をどれだけ維持できるか。また韓国からはT-ARAが参戦。この上位争いにどう加わるのか。