Green Hill Music Chart 2013 第8節展望

第8節展望(前途多難? ピンチをチャンスに変えるのは?)
順位は月曜付けデイリーチャート(3位の愛乙女★DOLLは今週の新譜)

1位 SKE48(初動1位・53.9万枚)
 昨年はGrand Prixで紅組のトリを勤め、紅白では単独ユニットとして初出場と勢いに乗っていたが、今年に入り主要メンバーを含む9人が春に卒業する事となり、その影響がどのような形でセールスに影響するかが焦点となっていた。そんな中、初日こそ前作をやや下回る数字となったが、その後のペースは前作以上となり前作から約5%強の初動アップと、前作アルバム同時リリースで記録した自己記録を更新する結果となった。ただ今回の売り上げアップにメンバー卒業が影響しているのであれば、そのメンバーが抜ける次回作が一つ正念場となるだろう。
 月曜付けでも2位以下に大差を付けてのスタート。こうなると下落率をどれだけ抑えられるか、累計でどこまで数字を伸ばせるかにも注目が集まるだろう。

4位 Coda(初動4位・2.1万枚)1種
 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」オープニング・テーマ(12月~)。第1部主題歌同様1種700円シングルと言う形式でのリリースとなったが、先行配信されたiTunesで1位になり話題を集めていた。5位スタートから金・土にデイリー3位まで浮上し週間では僅差の4位。第1部主題歌(初動14位・1.2万枚)から大きく記録を伸ばし話題性の高さを示す結果となった。

5位 GENERATIONS from EXILE TRIBE(初動2位・7.2万枚)
 テレビ朝日系「お願い!ランキング」エンディング・テーマ。今回はデビュー戦から名義を変えてのリリースとなった。スタートは前作を上回る数字だったものの、結局前作から微増と言う結果となった。なお先週、メンバーの白濱亜嵐とAKB48峯岸みなみとのスキャンダルが週刊誌で報じられたが、週末行われた握手会での売り上げが伸び悩んだ感があり、少なからずマイナス面に影響が出たようである。

6位 きゃりーぱみゅぱみゅ(初動3位・2.1万枚)2種→3種
 アニメ「クレヨンしんちゃん」主題歌を収録した両A面シングル。こちらもCoda同様、先行配信したiTunesでは2位まで順位を上げいい状態でシングルリリースを迎えたものの、3位スタートからシングルセールスは前作並みの勢いに落ち着き、結局僅かの差でベスト3を守りきったものの、初動は前作から数字を落とす結果となってしまった。パッケージ数が増えている事を考えると、数字以上のダメージが残りそうな結果になりそうである。なお「ふりそでーしょん」のPV内での表現を巡り抗議があり一部から削除要請があったが、これによる影響はそれ程無さそうである。


フラゲ日トップ10入り新譜(総入れ替え:14位まで新譜)→週間初登場トップ10入り(7作)→月曜付けデイリー旧譜トップ10入り(4作)


来週以降の新譜情報
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/66171368.html