Monthly Billboard JAPAN Digest(2014 Jun.)

 さて5月のMonthly Billboard JAPAN Digestです。今回は6月2日から、最新の6月30日付けまでのチャートをチェックしていきます。なお13日に上半期チャートが発表されましたので、当ブログの解説も併せてご覧いただければと思います。


6月2日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/20203
1位 AKB48ラブラドール・レトリバー
2位 西野カナ「We Don't Stop」
3位 嵐「GUTS!」
4位 Mr.Children「放たれる」
5位 KANA-BOON「フルドライブ」

 AKB48がフィジカル1位、エアプレイ、ツイート3位と高い数字を出し首位獲得。フィジカルとダウンロードで2位となった西野カナが2位を確保。Mr.Childrenの配信限定シングルはダウンロードで1位だったが、配信開始が土曜日だった事もありエアプレイとツイートでは不利を伴い4位まで。KANA-BOONはフィジカル8位、エアプレイ13位、ダウンロードでもそれ程高い順位では無かったため、ツイートかルックアップでのポイントが大きかったか。そして、配信開始以降9週にわたりベスト5を守り抜いてきた松たか子が遂にベスト5から陥落した。


6月9日付(上半期最終週)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/20350
1位 嵐「誰も知らない」
2位 AKB48ラブラドール・レトリバー
3位 μ's「ユメノトビラ
4位 嵐「GUTS!」
5位 高橋優「太陽と花」

 嵐の新曲がフィジカルとツイート(3週連続1位)で1位となり首位を獲得。フィジカル3位のμ'sが3位をキープ。どうやらルックアップやツイートでも高水準のようである。エアプレイで2週連続1位だったMichael Jacksonを下した高橋優が5位。iTunesでCDに先駆け先行配信したのがエアプレイに結びついたか、フィジカル8位から総合では順位を伸ばした。


2014年上半期ビルボードジャパンチャート
http://www.billboard-japan.com/special/detail/942

解説
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/67126443.html


6月16日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/20484
1位 KAT-TUN「In Fact」
2位 嵐「誰も知らない」
3位 AKB48ラブラドール・レトリバー
4位 嵐「GUTS!」
5位 コブクロ陽だまりの道

 KAT-TUNがフィジカル1位、ルックアップ2位、ツイート3位、エアプレイ7位と安定した結果を出し、4人体制で臨んだ初戦を制した。コブクロコブクロもエアプレイ3位、フィジカル、ルックアップ8位と上位ランクされたが、ツイート22位がやや響いたか順位を伸ばせなかった。


6月23日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/20636
1位 東方神起「Sweat」
2位 NEWS「ONE-for the win-」
3位 椎名林檎「NIPPON」
4位 嵐「誰も知らない」
5位 星空凛飯田里穂),西木野真姫(Pile),小泉花陽久保ユリカ),絢瀬絵里南條愛乃),東條希楠田亜衣奈),矢澤にこ徳井青空)「Love wing bell

 東方神起が僅かにNEWSを抑え首位獲得。東方神起はエアプレイが100位圏外、NEWSはダウンロード無しとウイークポイントがあったものの、東方神起はツイートでチャート要素に取り入れて以来最高のポイントを獲得し大きな後押しに。NEWSはフィジカル1位、エアプレイ5位だったが、ツイートで攻勢をかけた東方神起の前に屈する形となった。W杯が開幕した週にリリースとなった椎名林檎がエアプレイとダウンロードで1位となり、フィジカル9位から3位まで順位を伸ばした。「ラブライブ!」挿入歌は2週間前に比べると相手が強化された感があり、2週前と同じフィジカル3位だったが総合では5位となった。


6月30日付(最新)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/20801
1位 UVERworld「7日目の決意」
2位 椎名林檎「NIPPON」
3位 じん「daze feat.メイリア from GARNiDELiA
4位 東方神起「Sweat」
5位 キム・ヒョンジュン「HOT SUN」

 UVERworldがフィジカル1位、ルックアップ2位、ツイート3位と各要素で高い順位を出し、実に5年半(「儚くも永久のカナシ」)ぶりの首位獲得となった。じんはフィジカル3位、ダウンロード4位、ルックアップ6位、ツイート10位とこちらも各要素で上位ランク。キム・ヒョンジュンはフィジカル2位だったものの、その他の要素(特にエアプレイとダウンロード)が弱く5位までだった。


最新のBillboard JAPANチャートはこちらからご覧下さい。
http://www.billboard-japan.com/charts/