Monthly Billboard JAPAN Digest(2014 Dec.)

 さて遅れましたが昨年12月のMonthly Billboard JAPAN Digestをお送りします。今回は12月1日付から12月29日付までのチャートをチェックしていきます。なお先月12日から31日まで、Billboard JAPAN Music Award 2014の投票が行われていた関係上、(12月22日付以降)ツイートのポイントが週間ランキングにも反映されていますので、その点も留意しながらランキングをご覧下さい。


12月1日付(2014年度最終週)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/24119
1位 Mr.Children「足音~Be Strong」(セールス、ルックアップ1位)
2位 東方神起「Time Works Wonders」(ツイート1位)
3位 家入レオ「Silly」(エアプレイ、ダウンロード1位)
4位 Sexy Zone「君にHITOMEBORE」
5位 Goose house「光るなら」

 Mr.Children vs. Sexy Zoneで騒然となった週だが、Mr.Childrenがセールス、ルックアップの2部門で首位を獲得し(配信はしていない)総合首位を獲得。家入レオはエアプレイ、ダウンロードで首位だったものの東方神起のツイートポイントに及ばず3位まで。Sexy Zoneはエアプレイ45位も響きベスト3にも入れず。Goose houseもエアプレイランク外、セールス7位だったが、ダウンロードで結果を残し5位に食い込んだ。


12月8日付(この週から2015年度)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/24284
1位 AKB48希望的リフレイン」(セールス、ルックアップ1位)
2位 東方神起「Time Works Wonders」(ツイート1位)
3位 E-Girls「Mr.Snowman
4位 BUMP OF CHICKEN「ファイター」(ダウンロード1位)
5位 シェネル「Happiness」

16位 One Direction「Steal My Girl」(エアプレイ1位)

 AKB48がセールス、ルックアップで1位となり総合首位。今回はエアプレイ、ツイートも2位となり磐石の形となった。E-Girlsはセールス、エアプレイで伸びを欠き3位まで。BUMP OF CHICKENは配信限定の2曲がエアプレイで1位、2位を独占。「ファイター」は同時発売されたコミック「3月のライオン」特典シングルのルックアップポイントも含み4位まで順位を上げた。iTunesで上位ランクを維持しているシェネルが5週目で5位まで浮上。One Directionはこの前週にリリースされたアルバムからの楽曲。エアプレイでは前週2位から首位に浮上し総合でも16位となった。

12月15日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/24450
1位 関ジャニ∞[エイト]「がむしゃら行進曲」(セールス1位)
2位 AKB48希望的リフレイン
3位 戸松遥courage
4位 シェネル「Happiness」(ダウンロード1位)
5位 SEKAI NO OWARIDragon Night」(ルックアップ1位)

13位 東方神起「Time Works Wonders」(ツイート1位)
18位 One Direction「Steal My Girl」(エアプレイ1位)

 関ジャニ∞[エイト]がセールスのポイントで逃げ切り総合首位を獲得。戸松遥がセールス4位、ダウンロードでも上位に入りベスト3入りと大健闘。SEKAI NO OWARIは前週13位まで順位を落としていたが、再浮上し9週目でベスト5復帰となった。

12月22日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/24608
1位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「O.R.I.O.N.」(ダウンロード1位)
2位 SKE48「12月のカンガルー」(セールス1位)
3位 LiSA「シルシ
4位 シェネル「Happiness」
5位 関ジャニ∞[エイト]「がむしゃら行進曲」

11位 Mr.Children「足音~Be Strong」(ルックアップ1位)
16位 東方神起「Time Works Wonders」(ツイート1位)
23位 HY「あなたを想う風」(エアプレイ1位)

 セールスではSKE48が上回ったものの、エアプレイとダウンロードの低さが仇となり、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEに逆転を許す結果となった。三代目JSBは5部門全てでトップ10入りし、総合力でSKE48を下した。LiSAがセールス、ダウンロード3位、ツイート4位で戸松遥につづきベスト3入り。HYはこの前週にリリースされたアルバムからの楽曲。ただエアプレイ以外の要素が弱かったか、総合では23位となった。

12月29日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/24740
1位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「O.R.I.O.N.」
2位 シェネル「Happiness」(ダウンロード1位)
3位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」
4位 家入レオ「Silly」
5位 predia「美しき孤独たち」(セールス1位)

13位 Mr.Children「足音~Be Strong」(ルックアップ1位)
14位 東方神起「Sweat」(ツイート1位)
22位 木村カエラ「sonic manic」(エアプレイ1位)

 この週はセールス1位のprediaが2.2万枚と低い数字での決着となったため、それ以外の要素が強さを発揮する週となった。結果三代目JSBが逃げ切る結果となり、Awardでのツイート投票の影響もあってか、「R.Y.U.S.E.I.」も3位まで順位を上げる展開となった。シェネルは8週目で2位まで浮上。家入レオも9位から再浮上し4位。ベスト5内唯一の新曲prediaはセールス以外でポイントを稼げず5位まで。木村カエラはこの週リリースされたアルバムからの楽曲。こちらもエアプレイ以外でのポイントが乏しかったか、総合22位と上位には入る事が出来なかった。


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http://www.billboard-japan.com/charts/