さて3月のMonthly Billboard JAPAN Digestをお送りします。今回は3月2日付から最新の30日付までのチャートをチェックしていきます。
3月2日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26153/2
1位 SMAP「華麗なる逆襲」(エアプレイ、セールス1位)
2位 AKINO from bless4「海色」(ダウンロード1位)
3位 西沢幸奏「吹雪」
4位 CINDERELLA PROJECT「Star!!」(ルックアップ1位)
5位 Apink「Mr.Chu(On Stage)」
14位 嵐「Sakura」(ツイート1位)
SMAPがエアプレイ、セールス1位、ツイート8位で首位獲得。アニメ「艦隊これくしょん」の2曲が揃って2位、3位にランクイン。AKINO from bless4はセールス4位、ダウンロード1位。西沢幸奏はセールス5位、ダウンロード2位となった。4位にもアニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」からCINDERELLA PROJECTがランクイン。ルックアップではなんと1位となりセールスでは「艦これ」勢を上回る3位だったが、ダウンロード6位の分だけ総合では後れを取ったか。Apinkはセールス2位だったものの、他の要素が弱く総合では5位に後退。ツイート1位は翌週シングルリリースを控えた嵐となり14位まで順位を伸ばした。
3月9日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26345/2
1位 嵐「Sakura」(セールス、ルックアップ1位)
2位 東方神起「サクラミチ」(エアプレイ、ツイート1位)
3位 AAA「Lil' Infinity」
4位 クマムシ「あったかいんだからぁ♪」
5位 miwa「360°」
14位 GReeeeN「ビリーヴ」(ダウンロード1位)
嵐の総合力に対し東方神起の爆発的なツイート数がどこまで通用するか注目の一戦となったが、嵐がセールス、ルックアップ1位、ツイート2位で王者の意地を見せた。東方神起はツイートに加えエアプレイでも首位となり嵐を猛追したが、セールスでの45万枚近い差(FC盤がノーカウントのため)は如何ともし難かった。おそらくこの2曲は年間ランキングでも上位に入るだろう。
7ヶ月連続リリース中のAAAはセールス6位から順位を押し上げ総合では3位。セールス4位のmiwaは1つ順位を落として5位。両者の差はAAAのリリース形式から見てツイートの差か。ダウンロード1位はGReeeeN。CMで話題となり配信での好成績に繋がったようだ。
3月16日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26515/2
1位 AKB48「Green Flash」(セールス1位)
2位 嵐「Sakura」(ルックアップ、ツイート1位)
3位 コブクロ「奇跡」
4位 EXILE「情熱の花」
5位 Lead「My One」
12位 Meghan Trainor「All About That Bass」(エアプレイ1位)
14位 きゃりーぱみゅぱみゅ「もんだいガール」(ダウンロード1位)
AKB48がセールス1位、ルックアップ、ツイート2位、エアプレイ5位で首位獲得。ただセールスとダウンロードの勢いに陰りが見えているのもあり、嵐との差は思っている程大きな差では無い可能性もある。コブクロはセールス7位、ツイート8位と高い順位では無かったが、各要素で悪い数字は無く総合では3位に浮上。EXILEはMUSIC CARDのリリースやアルバムを控えておりセールスで9位と苦戦。ダウンロードで高い順位を記録したものの4位までとなった。Leadはセールス2位以外の要素が弱く総合では5位に後退。
エアプレイ1位はこの週アルバムがリリースされたMeghan Trainor。(体も)大型新人として注目されており、来月18日には来日公演も予定されている。ダウンロード1位はきゃりーぱみゅぱみゅ。自身初のドラマ主題歌としてCDに2週間先駆けて配信となり好調な推移を見せた。
3月23日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26694/2
1位 KAT-TUN「KISS KISS KISS」(セールス1位)
2位 東方神起「サクラミチ」(ツイート1位)
3位 SHINee「Your Number」
4位 ももいろクローバーZ「青春賦」
5位 舞祭組「やっちゃった!!」
7位 嵐「Sakura」(ルックアップ1位)
9位 whiteeeen「愛唄~since 2007~」(ダウンロード1位)
11位 Meghan Trainor「All About That Bass」(エアプレイ1位)
KAT-TUNがセールス1位、ルックアップ、ツイート3位で総合首位獲得。東方神起はツイートで再浮上し2位。セールス2位のももいろクローバーZと3位のSHINeeは総合では逆転。セールスでは僅差、エアプレイでも決定的な差は無く、ダウンロードではももクロに分がある事から、ルックアップかツイートで逆転が発生したものと考えられる。ダウンロード1位はwhiteeeen。シングルと同時配信だがセールスは17位と高い数字では無く、総合では9位となった。
3月30日(最新)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26874/2
1位 乃木坂46「命は美しい」(セールス、ルックアップ、ツイート1位)
2位 きゃりーぱみゅぱみゅ「もんだいガール」
3位 [Alexandros]「ワタリドリ」
4位 whiteeeen「愛唄~since 2007~」(ダウンロード1位)
5位 嵐「Sakura」
11位 Madonna「Living For Love」(エアプレイ1位)
乃木坂46がセールス、ルックアップ、ツイート1位、ダウンロードでも高い順位を付けエアプレイでも12位に入り磐石の首位獲得。3部門首位は1月にNEWS「KAGUYA」が記録して以来となる。きゃりーぱみゅぱみゅはセールス3位、エアプレイ、ダウンロード4位、ツイート5位で総合では2位浮上。[Alexandros]はセールスでは2位だったものの、他の要素でエアプレイ9位以外トップ10に入れず逆転を許した。whiteeeenがダウンロードで他の要素をカバーしランクアップ。エアプレイ1位はこの週にアルバムがリリースされたMadonna。未だ衰えぬ人気で総合11位に順位を上げてきた。
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