Green Hill Music Chart 2019 第51節結果

2019シーズン第51節(11月11日~11月17日)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot 100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のチャートを格付け要素として発表します。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい

 それでは、今週のチャートを発表します。
順位(先週の順位) 「作品名」歌手名(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(初) 「Edge of Days」Kis-My-Ft2
2位(1) 「馬と鹿」米津玄師(10週目)
3位(2) 「BRAVE」嵐(10週目)
4位(初) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3Chord for the Pops!」
5位(初) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT!02 ステップ&スキップ」関裕美,白菊ほたる,森久保乃々
6位(6) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! 無重力シャトル安部菜々,城ヶ崎莉嘉,新田美波,相葉夕美,多田李衣菜(2週目)
7位(7) 「パプリカ」Foorin(66週目)
8位(5) 「空の青さを知る人よ」あいみょん(7週目)
9位(17) 「Dark Crow」MAN WITH A MISSION(4週目・レンタル開始11月9日
10位(9) 「Lemon」米津玄師(88週目)

20位まではこちらからご覧いただけます

 

 Kis-My-Ft2の新曲が順当に首位を獲得し、これで最高峰クラスであるS1クラス昇格となった。また先週は今年の紅白歌合戦に初出場する事も発表されており、その影響も少しはありそうだ。

 9・10日にナゴヤドームで行われたデレマスのライブから引き続き先週はデレマス、デレステから同時リリース。「無重力シャトル」を含め3作が4~6位を占める結果となった。なお来年2月には別メンバーで京セラドーム大阪でのライブが予定されている。

 MAN WITH A MISSIONはレンタル解禁後の1週間でトップ10に復帰。初動の7位には届かなかったが盛り返し格付けも取り戻した。

 11位から20位まででは14位にハルカミライが初登場。シングルリリースは1年1ヶ月ぶりとなったがその時の29位を大きく上回る順位で躍進を果たした。来年以降の注目株となれるだろうか?

 格付けの変動を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい

 以上が今週のチャートでした。

 さて来週はいよいよ2019年シーズンの最終週。とは言え強豪は不在で格付け最上位は前作結果を出した超特急となっている。ビルボード対策部隊「#ビルボ部」は前作以上の結果を出せるのか。HIROOMI TOSAKA、斉藤和義もこのメンバーなら上位に食い込みたい。そして今季最後の首位争いは、やはり米津玄師が優勢か? 来週のチャートも、どうぞお楽しみに。

 

お知らせ:

 既に報じた通り、来季からはルックアップに加え、ダウンロードとストリーミングの週間チャートを考慮した新しい音楽チャートとなり、今まで使っていた格付けによるチャート付けは今季をもって発表を終了します。しかし月1で発表している「リリース状況」の記事につきましては、引き続きこの格付けを元にしていきたいと思っております。従来の年間チャートはどうしても上半期にリリースした作品が有利になってしまうため、下半期での逆転要素と週間チャートの重み付けの意味でも、今まで使っていた格付けの制度は独特のルールだったと思っております。しかしヒット曲の概念が「1週間だけの結果」から「長期間に渡る結果」を求めだしている現在、その在り方について見直すべき時期に達したと思い、今回のルール変更に至りました。

 音楽配信は予告なく突然始まるケースがありますが、CDの場合は余程の事が無い限り発売日は予告され、そのだいたいが水曜日にリリースされる事から、同じ週にリリースされたCDはほぼ同じ集計期間をもって順位付けされるCD関連のチャートは、特典商法によりCD売上のチャートは信頼を失ってしまいましたが、CDを聴くと言うルックアップのチャートは、レンタル業界の縮小があるとは言え、まだまだ有用なものであると考えております。本当のヒット曲とは何か。来年度はダウンロード、ストリーミング、ルックアップの3種混合戦でそれを追い求めていきたいと思います。1週早いですが、来年度も当“天”ブログのGreen Hill Music Chartをよろしくお願いいたします。