Green Hill Music Chart 2020 第14節結果

2020シーズン第14節(2月24日~3月1日)結果

 今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロードストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の順位を元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは、第14節の結果です(今週は24位までポイント獲得のため、ここでは20位まで表記)

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2020 Round 14 Result

 Official髭男dism「I LOVE…」が今週も準パーフェクトの29ポイントで3週連続首位。内容的にはダウンロード数はやや落ちたものの、ストリーミングは続伸しており、まだまだ高い状態を維持しそうである。

 LiSAはルックアップで2つ順位を落としたものの、ダウンロード、ストリーミングは順位を維持し2位をキープ。今週のポイントでダウンロードでも年間暫定1位に浮上している。日向坂46が7位に後退し、前節の4位「白日」、5位「Pretender」がそれぞれ1つずつ順位を回復。「白日」はダウンロードで2つ順位を上げたが、「Pretender」はダウンロードで2つ順位を落としている。

 今週「I LOVE…」のパーフェクトを阻止したのはHey!Say!JUMP。しっかりルックアップの1位を確保した形となった。28日にリリースされた嵐のデジタルEP「Reborn Vol.1」から「One Love : Reborn」と「a Day in Our Life : Reborn」が単曲ダウンロードでもチャートイン。なおEPのバンドルダウンロードはヒプマイのFling Posseに次ぐ2位(アルバムチャートでは6位)となっている。

 ジャニーズ系以外の初登場は、11位東京事変、14位aiko、21位花咲夜(ミリシタ)、23位hololive IDOL PROJECT(VTuber)。aikoのシングルCDは1年10ヶ月ぶりと久々で、今回のリリースに合わせストリーミングを解禁し、その効果も出ているようだ(「岡村隆史オールナイトニッポン」に出演した際、King Gnuの井口理も加わり3人で「カブトムシ」を歌った事が話題となり、この曲が今週のBillboard JAPAN Hot 100でも12位となっているため、この効果もありそうだ)。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)

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Artist Ranking 20-14

 今週はトップ10に変動なし。しかし来週にも2位が入れ替わる見込みであいみょんが3位に落ちそうです。欅坂46が昨年のポイントを失い始め、リリースが無ければ第24節で全てのポイントを失います。順位を上げたのはいずれもジャニーズ系でHey!Say!JUMPが20位圏内に、Snow ManSixTONESがこれを追いかける展開となっています。

 

 全ての結果につきましては、こちらからご覧ください(今週から歌手別ランキングについては上位50組の発表となります)
amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週はMr.Childrenが登場。ただタイアップとなっていた「映画ドラえもん」が新型コロナウイルス蔓延の影響で公開延期となり、その影響が懸念されるところ。sumikaUVERworldも上位候補だろう。バンドリ集中リリースの第2弾はPastel*Palettesから。そして「PRODUCE 101 JAPAN」からデビューするJO1は? 来週のチャートも、お見逃しなく。