Green Hill Music Chart 2020 第21節結果

2020シーズン第21節(4月13日~4月19日)結果

 今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロードストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の順位を元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは、第21節の結果です

f:id:amano_yuuki:20200423131044p:plain

2020 Round 21 Result

 Official髭男dism「I LOVE…」がダウンロード、ルックアップで順位を上げ再び週間獲得ポイントが29に到達。これで週間チャートの連続1位が二桁の10となった。主題歌となっていた「恋はつづくよどこまでも」の特別編が来週も放送される予定となっており、長期政権がまだまだ続く可能性がある。

 「紅蓮華」もダウンロードとルックアップで順位を戻し、こちらも10週連続2位。「I LOVE…」がいよいよ年間暫定2位に浮上し、現在42ポイント差。この差がどのように推移していくか。3位にはヒゲダンの新曲「パラボラ」がダウンロードで1位となり進出。ストリーミングでも5位まで上がってきており、早くもポイントの量産体制を築きつつある。「白日」は「Pretender」をダウンロードで上回ったものの、総合指数の差で逆転には至らなかった。

 今週は初登場も6曲と多く、筆頭は7位の「WHITE GRAVITY」。「うたプリ」のスペシャルイベントテーマ曲となっており、出演キャラのシャッフルユニットとなっている。以下、10位「ヒラヒラ」、11位「最後の花弁 (The meaning of love)」、13位「TOMORROW」、15位「Fascinate」、20位「夜に駆ける」となっており、「夜に駆ける」は昨年12月15日リリースながら先月中旬ごろから順位を上げ始め、リリース18週目で初のチャートインとなった。

www.billboard-japan.com

 また今週は2曲が再登場。「春はゆく」はレンタル解禁の効果からルックアップが再浮上し2週間ぶりの再登場。「ハルノヒ」はCMでの起用により、昨年第36節以来、約8ヶ月ぶりの再登場となった。同じCMでは「マリーゴールド」も歌われており、こちらも再浮上となるか?

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)

f:id:amano_yuuki:20200423134919p:plain

Artist Ranking 20-21

 先週お伝えした通り、あいみょんがポイントを失いKing Gnuが3位に浮上。King Gnuも昨年のポイントを失なってはいますが、ポイントを維持出来る状態を保っているため、逆転に成功しました。来週からはLiSAもポイントを失いはじめますが、こちらも現状上位にいるため、しばらく下落するようには思えません。

 

 全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週はCDのリリースではHKT48、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE宮野真守angelaが登場。配信ではヨルシカ、夢見りあむが好スタート。CDリリース勢は手薄だが、ルックアップの水準が落ちてきているため上位が大きく入れ替わる可能性もありそうだ。来週のチャートもお見逃しなく。