2021シーズン第31節(6月21日~6月27日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第31節の結果です。
米津玄師「Pale Blue」が前節からポイントを落としたものの22Pt.と高い数字をマークし3週連続首位。ただストリーミングの順位が続落しており、ルックアップで高い順位を維持出来るかが今後のポイントとなりそうだ。
「Butter」はダウンロードで1Pt.失ったもののこちらも3週連続2位で100Pt.を突破。来週9日にリリースされるCDはアルバム扱いとなる予定で、ルックアップには関与しない見込みとなった。シングルCDがリリースされた「不思議」は3位に再登場。ダウンロードでもトップ10に復帰しポイントを重ねた。「怪物」はストリーミングとルックアップで1Pt.ずつ再浮上。「ひとりにしないよ」は星野源相手に10Pt.の確保に成功した。
今週は他に初登場が1曲と少なめ。「Pale Blue」のカップリング曲となっていた「死神」が配信リリースされ7位にチャートイン。また「この新しい朝に」もシングルCDがリリースされ、ルックアップでポイントを獲得した。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10では先週も指摘した通り、Official髭男dismが7位に後退。これによりSixTONESが6位に浮上しています。また米津玄師があいみょんに変わり8位に浮上。ダウンロードで今週ベスト3を独占し、一気にポイントを重ねました。なお来週からNiziUのポイントが減り始めます。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はYOASOBIが「三原色」と「夜に駆ける」の英語版となる「Into The Night」をリリース。またPerfumeも「ポリゴンウェイヴ」が好調な滑り出しを見せている。金曜リリースのため、まずはダウンロードで結果を残してきそうだ。米津玄師を止められるのは誰か。来週のチャートもぜひご覧ください。