2021シーズン第8節(1月11日~1月17日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第8節の結果です。
LiSA「炎」がダウンロードとルックアップで順位を落としたものの首位の座を守り、これで昨シーズンOfficial髭男dism「I LOVE…」が記録した14週連続1位の記録に並んだ。ただ年明け後から各数値の下落が顕著になってきており、順位の維持が難しくなってきているようだ。
「Dynamite」は今週もポイントをキープし4週連続2位。「夜に駆ける」はダウンロードがポイント獲得圏内の5位まで再浮上しベスト3入り。「ドライフラワー」はダウンロード、「怪物」はストリーミングでもポイント獲得圏内に入りベスト5入り。LiSAの新曲「dawn」はダウンロード1位もルックアップは11位と振るわず繰り上げのハーフポイントのみ。ジャニーズWESTはきっちりルックアップで10Pt.を獲得。「虹」はルックアップで1つ順位を落としただけだが、今週は10Pt.以上が8曲となり、順位を大きく落とす結果となった。
LiSA、ジャニーズWEST以外の初登場は年末に放送を終了した「ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の挿入歌シングルが14位。大成建設のCMソング「春泥棒」が16位、アニメ「魔道祖師」主題歌の「季路」が17位。「季路」は4月リリースのアルバムからの先行配信となる。なお「ハルジオン」「KISSIN' MY LIPS」の2曲が再登場。「Universe」が順位を伸ばし13位に浮上。この曲のシングルは来月24日にリリースされる。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではBTSとSixTONESが1つずつ順位を上げました。7位NiziUとも近く、来週順位が入れ替わるかもしれません。
それ以下では優里が20位に進出。更にポイントを伸ばせるでしょうか?
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて次節はEP盤「THE BOOK」の楽曲が大挙チャートインしているYOASOBIが更に3月発売のシングルから先行配信で「優しい彗星」をリリース。更にチャートにYOASOBIの曲が増えるのか。シングルCDではSnow Manがリリース。確実に10Pt.を取りたいところだろう。「炎」の連勝記録更新となるか。来週もぜひご覧ください。