2021シーズン第11節（２月１日～２月７日）結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第11節の結果です。
LiSA「炎」がダウンロードで２つ順位を落とすも何とか逃げ切り17週連続１位。しかしあと1Pt.逃していれば首位逸となっただけに薄氷の勝利だったと言える。
「炎」を追う「ドライフラワー」は今週もポイントをキープし２位。前節の再浮上から好調を維持している。「うっせぇわ」はダウンロードで１つ順位を上げ上位を伺う。このベスト３がポイントでも４位以下を引き離しており、来週はいよいよ首位交代となるか？
「Grandeur」がルックアップで首位を奪還し４位。「Dynamite」はダウンロードの順位を落としリカレント・ルールによりノーポイントに。ストリーミングだけのポイントとなったが、順位は１つ落としただけで済んでいる。
初登場は４曲。ドラマ「君と世界が終わる日に」主題歌の「星を仰ぐ」が８位。ドラマ「アノニマス 〜警視庁“指殺人”対策室〜」主題歌「Anonymous (feat.WONK)」が12位、１年２ヶ月ぶりの新曲となった「Get You Back」が16位。アニメ「ゆるキャン△ SEASON2」主題歌の「Seize The Day」がリリース２週目で初登場。そして２作同時リリースとなった「デレステ」から「シンデレラガールズ劇場Extra Stage」からの新曲が22位となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）。
今週はトップ10で大きな動きがあり、BTSが７位から４位、NiziUが８位から６位に順位を上げ、逆に昨年のポイントを失いKing Gnuが４位から７位、米津玄師が５位から８位に順位を落としました。このランキングも徐々に新旧世代交代となるのでしょうか。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週のチャートはUruとBUMP OF CHICKENの新曲が配信リリースされ上位を狙えそうな位置に入りそうだ。CDでは関ジャニ∞がリリースされるが、関ジャニアプリもありCDで繰り返し聞く必要が無くなり、ルックアップでの結果が出づらくなっている。LiSAは来週も首位を守れるのか。それとも今季初の首位交代があるのか。来週もぜひご覧ください。
