2021シーズン第19節(3月29日~4月4日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第19節の結果です。
YOASOBI「怪物」がダウンロードとストリーミングで1Pt.ずつ失ったものの、ルックアップで1Pt.伸ばし首位を維持した。現状暫定年間ランキングは8位だが、4位の「うっせぇわ」までは46.5Pt.差とそれ程大きくはない。このまま順調にポイントを重ねていく事が出来るか。
今週リリースされたNiziUのシングルCDから「Take a picture」が月曜日に先行配信されダウンロード2位、ストリーミング1位で初登場2位。ただストリーミングはLINE MUSICのキャンペーンによる大きいため、キャンペーンが終わる水曜日以降の再生数には疑問を残す。なおルックアップはこの曲にポイントが入る予定のため、来週も「怪物」との首位争いが続くだろう。
ストリーミングで首位の座を譲った「ドライフラワー」だが、ダウンロードで1Pt.回復し獲得ポイントは維持。金曜日から配信が始まった「Film out」が3日間の集計で4位に初登場。こちらもLINE MUSICによるキャンペーンがあるが、それ以外でも再生数は比較的高い水準を守れているだけに来週も上位争いだろう。「勿忘」はダウンロードで3週間ぶりにポイントを獲得。順位を5位まで戻してきた。
初登場は他に2曲。Aqours5周年記念シングルが15位。先週最終回を迎えた「ウマ娘 2nd season」主題歌がリリース6週目でポイント圏内に食い込んできた。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではYOASOBIがOfficial髭男dismを抜き2位に浮上。ただYOASOBIは再来週から昨年のポイントを失い始めるため、ランキング1位のLiSAを捕らえるにはもう一伸びが必要か。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はNiziUのシングルCD「Take a picture / Poppin' Shakin'」の他に、「ラブライブ」の新シリーズ「ラブライブ!スーパースター!!」からLiellaのデビューシングルが登場。アニメは7月からEテレで放送されるが、それを前に先輩達に続けるか。来週も上位争いに注目が集まるチャートをぜひご期待ください。