2021シーズン第20節(4月5日~4月11日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第20節の結果です。
NiziU「Take a picture」がシングルCDのリリースによりルックアップのポイントも加算。28Pt.の高得点で週間首位を獲得した。再生回数キャンペーンが火曜日に終了しストリーミングの順位維持に不安があったものの、中間2位から最低限の下落で済ませ他を圧倒した。なお今週は両A面のもう一方「Poppin' Shakin'」、カップリング曲「I AM」、そして前作シングル「Step and a step」もチャートインし、NiziUは4曲で合計42Pt.を獲得した。
「Film out」はストリーミングでは首位に立ち18Pt.まで上昇し2位。2週連続1位だった「怪物」はダウンロードとルックアップで順位を落とし2位と同点の3位。「ドライフラワー」はダウンロードで1つ順位を落としただけだが、押し出される形で4位に後退。ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」からKnightsがダウンロードでもポイントを獲得し5位に食い込んだ。
初登場は他に2曲。「ラブライブ!」の新シリーズ「ラブライブ!スーパースター!!」のLiella!が7位。「カロリーメイト」のCMソングとして使われている「鋼の羽根」が17位にチャートイン。また「Bluma to Lunch」は2週間ぶりのポイント獲得となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10は変動が無かったものの、5位NiziUが4位BTSに急接近。展開次第では逆転もあるでしょう。
今週は昨年のポイントが無効になってのランクダウンが目立っており、50位以内で見てもポイントを獲得し順位を上げたのはAwesome City Clubのみとなっている。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週は櫻坂46が登場。ただ今週のベスト3がハイレベルだっただけに、どこまで迫れるかと言ったところか。K-POP勢が上位を席巻した今週からどう変化するのか。来週のチャートもどうぞお楽しみに。