WCCF・第26回全国大会優勝チーム分析

 日本では天皇杯が大詰めを迎え、高校サッカーも間もなく開幕する年の瀬のサッカー界。第26回大会は今年最後の開催。店舗予選から勝ち上がった各精鋭たちが2005年最後の日本一の座を賭け激突した。そして、その頂点に立ったのは、

SCアルクマール(関東ブロック・水曜優勝)
先発
GK カリーニ
DF マルチェナ アンドラーデ ネスタ(キラ) コロッチーニ
MF コク(New・黒) ピンツィ ジャンニケッダ ネドヴェド(キラ)
FW ロナウジーニョ(キラ) エトー(キラ)
控え
DF オレゲール(New)
MF ヤンクロフスキ ジェンバジェンバ
FW マルティンス

 フォーメーションは4-3-3。ネドヴェドが右に開き左のロナウジーニョと共に両サイドから攻撃を仕掛けるスタイルをとっている。基本的に右サイド攻撃はこのゲームにおいての守備の要である右サイドバックが守備専念ではなくなってしまうためあまり使われていないスタイルであるが、このチームはそれが見事に機能していた。
 それと控え選手を見て分かるとおりこのチームは16人入るところに15人しか入れていないのである。たまに見受けられるチーム構成であるがおそらく内部補正が関わっているものだと思われる。コンピュータ任せになる店舗予選の防衛戦からエリア予選、そして全国大会を勝ち抜くための一つの手段として利用されているようだ。このやり方自体に疑問の声はあるかもしれないが、こういうのもあることは覚えておきたい。さて来年は、どのような戦いが繰り広げられるのか?