WCCF・第29回全国大会優勝チーム分析

 この時期、サッカー界は日本でもヨーロッパでも移籍市場が盛んに行われている。欧州では1月いっぱい移籍が出来る期間なので、中盤戦から終盤戦、カップ戦に向けての補強が進められている。
 そしてこの時期の一発勝負といえば、サッカーではないがNFLが挙げられる。3連覇を狙ったペイトリオッツは2回戦で姿を消し、実力だけでは勝ちあがれないことを物語っている。それはこの大会でも同じことだろう。迎えて29回目、今回このトーナメントを征したのは、

ゴールデン・イーグルス(東海ブロック・金曜優勝)
先発
GK ヂダ
DF シルベストル マテラッツィ ベルゴミ(キラ) ローレン パスクァレ ゼビナ
MF ジャコマッツィ(New) ネドヴェド(キラ)
FW ロナウジーニョ(キラ) エトー(キラ)
控え
DF グレシコ(New)
MF オカン ピンツィ フィオーレ(New)
FW S.インザーギ

 フォーメーションは4-4-2。パスクァレが左、ゼビナが右のボランチの位置。ロナウジーニョがトップ下に入りネドヴェドからの左サイド攻撃と共に中央突破も計る。このチームは火曜日から4日連続でエリア大会に挑戦し、その4日目に優勝。全国大会へと駒を進めた。
 このチームは上を見て分かるとおり5枚入れられる黒以上のカードを4枚しか入れていないのである。これで全体のバランスが取れるのか、それとも補正の回避か。判断は微妙であるがこういったやり方もあることは覚えておきたい。キラカードの助け無く、白カードのみで全国大会に進んだケースがあるのだから、そのバランスは非常に重要である。次回はいよいよ30回大会。どんなチームが日曜日の全国大会に駒を進めるのか。