オリコン:06-07シーズン第31節結果と第32節展望

 第31節は浜崎あゆみが、1年1ヶ月振りとなるシングルで11.0万枚を記録し、自身の連勝を16に伸ばした。またこの1勝で9年連続での首位獲得となり、女性アーティストとしての最長タイ記録(中森明菜と並ぶ)を樹立した。ポルノグラフィティは序盤浜崎あゆみに接近していたものの、週末に逆にORANGE RANGEに追われる展開となってしまい、3作続いていた初動10万枚も割ってしまった。そのORANGE RANGEはドラマ主題歌で復調ぶりをアピールし、次作が楽しみになった。
 Acid Black CherryJanne Da Arcの調子をそのままに4位に食い込んだ。AAAは4種リリースが功を奏し自己タイとなる5位。AKB48も特典効果で終始伸びを見せ自己最高位となる6位をマーク。逆に木村カエラは元気なく8位、清木場俊介も9位と10位がやっとだった。


 第32節は明けて25日リリースの曲が初登場の中心となる。前節ほどのレベルではないが、今週も接近戦が予想されるだけに注目が集まるところだ。

 一番人気は大塚愛が予想される。ここ最近は勝ち星に恵まれていないが、同レコード会社の浜崎あゆみ倖田來未が伸び悩んでいるだけに、ここは絶好のアピールの場にしたいところ。最低でも前作越えは果たしておきたいところだ。

 前作のスコア的には大塚愛に近い数字を出しているモーニング娘。は、初日にどれだけのアドバンテージを築けるかがカギとなるだろう。週間トップ獲得にはまずトップスタートが絶対条件だ。

 RIP SLYMEはベスト3入りの可能性も十分あるため、ここで結果を残して次のステップにしたい。前を追うには苦しいが、後ろとも実績差があり、展開は楽だろう。

 吉井和哉は逃げる浜崎あゆみが目標となるか。前作実績組ではSEAMOくるりが苦戦。代わりにCOLORに復調気配がある。前作は22位と振るわなかったがどこまで巻き返せるか?


 夏休み第2週となるこの週も接戦が予想される。毎日の動きも見逃せないこととなりそうだ。