オリコン:2009年シーズン第11節結果

今週の結果の前に
 2日に第23回日本ゴールドディスク大賞東京国際フォーラムで行われ、アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)に、EXILEが選ばれました。これでEXILEは2008年度の主要4タイトル(ベストヒット・日本有線・レコ大・GD)を独占。年間グランドスラム達成は2001年度の浜崎あゆみ以来となりました。

・その他の受賞者・受賞作はこちらをご覧下さい
http://www.golddisc.jp/award/23/index.html


第11節結果(団子状態で始まった一戦は混迷を極めることに)

1位 浜崎あゆみ(20連勝達成)
推定差 約2千枚(+2.50%)
 さすがにアルバムを控えている身で、映画公開も先の分売上は落ちているが、9.5万枚とベースが低かった分幾分伸びを見せた。現在女性アーティストで連勝を記録しているのは浜あゆと倖田來未だけ。名実共に女性シンガーのトップを行っている訳だが、果たしてどこまで連勝を伸ばすことが出来るであろうか。

2位 flumpool
推定差 約2千枚(+4.61%)
 アルバムもヒットした彼らのメジャー初シングルとなったが、前評判に違わぬ活躍で2位を確保。4.2万枚と十分な結果を残した。出来れば週のどこかでデイリー首位を取りたかったところだが、前が止まらずそこまでには至らなかった。

3位 秋元順子
 先週の「NHK歌謡コンサート」では曲を披露していないものの、「ごきげんよう」に3日間出演した効果の方が出たみたいだ。なお、今年の累計売上でKAT-TUNを再逆転し年間暫定1位を取り戻していると思われる。

4位 abingdon boys school
 3位争いは僅かの差で決着し、おそらく補正負けしただろう。とは言え久々ながら売上を伸ばすことに成功。順位は落としているものの、結果は残した。

5位 小田和正
 7番手からとやや出遅れ、売上は落としたものの、さすがはベテラン。慌てず騒がずドラマ効果も活かして、中盤以降は上位に食い込む活躍を見せた。

6位 DREAMS COME TRUE
 売上ダウンは、前作のような特典が無かったのと、アルバムを控えており仕方の無いところ。初回特典にベスト版が付いていると言う前代未聞のアルバムの結果を期待したい。

7位 新垣結衣
 さすがにノンタイアップだと前作までの勢いが失われてしまったようだ。売上は前作から半減と、ここは厳しい結果が突きつけられた。更なるダウンは避けたいところだ。

8位 大塚愛
 4番手スタートだったものの、今回はリカットシングルと言うこともあり、中盤以降はまったく伸びを欠く展開となってしまった。とは言え、本来の実力はこんなものではないだろう。

10位 湘南乃風
 こちらもアルバム先行シングルと言うこともあり13番手と大きく出遅れてのスタートとなったが、追い上げに関してもいつもと変わらなかったようだ。


月曜付けデイリーチェック(今週付けから集計対象と表記が変更されています)
 首位は引き続き浜崎あゆみ。ペース的には2万枚に到達しないぐらいのペースだと思われる。秋元順子も恐らくこれぐらいのペースだろう。数字を見る限り、flumpoolを含める今日のベスト3はトップ10圏内に来週も残りそうである。


第12節新譜紹介
 嵐が最上位と見て間違えないだろう。今回はドラマ主題化がリーダー大野智のソロ楽曲、グループで実写版映画「ヤッターマン」の主題歌となっている。GLAYはさすがに相手が悪くここは2番手にせざるを得ない。前作売上を伸ばしたAKB48が続伸となるか。Aqua Timezがやや出遅れている感があり、長渕剛に大駆けの気配があるようだ。


2008年を彩ったアーティストを当ブログが選出。Green Hill Music Carnival 2008はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/59569456.html


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/60367550.html