オリコン:2010年シーズン第40節結果

第40節結果(まさにavexの独壇場。思惑通りのベスト3独占となった)

1位 浜崎あゆみ(24連勝)
推定差 1千枚(2.16%)
 2週連続リリースの対策としてライブ会場限定盤を含めた6種リリース。スタートこそ高い数字だったが、その後は買い控えもあってかデイリー首位を明け渡す場面も見られた。結局ライブ限定盤の効果もそれほど表れず結果は7.4万枚。初日の数字から考えれば伸び悩んだ感はあるが、2週連続リリースと言う事を考えると無難にまとめたと言えるだろう。

2位 倖田來未
 浜崎あゆみとの相乗効果もあってか、こちらも初日からいいスタートとなり金曜付けではデイリー首位に立つシーンも見られた(ただこれに関しては、この日特にイベントが無いにも関わらず数字が暴騰していた事から、avexが配慮したのではとの見解が多く見られている)。結果5.4万枚と、前作の4A面シングルから約1割減、参考としていた3作前からは2万枚以上のプラスと大きく数字を回復する事が出来た。

4位 秋山澪日笠陽子
5位 平沢唯豊崎愛生
 関東圏では今日深夜に最終回を迎えるアニメ「けいおん!!」のキャラソン。火曜リリースと他の新譜より1日早いリリースだったが昨年ほどの勢いは見られず、共に2.7万枚と1日多いながら昨年以下の結果となり、EXILEに週間争いでは敗れることとなった。なお、主題歌・挿入歌は昨年以上の数字をマークしているが、DEATH DEVILを含めキャラソンに関しては、ここまで総じて昨年以下の結果となっている。来月リリースの3枚も同様の展開になる可能性が高い。

6位 the GazettE
 前作とは条件の違いもありここは数字を大きく落としてしまう結果となってしまったが、前々作の数字を下回ってしまったのは今後に向けて不安が残りそうである。ただ伸びと言う点に関してはそれ程変わりなかったため巻き返しを図りたいところだ。

9位 ゴスペラーズ
 中盤まで苦しい展開が続いていたが、土曜日に行われた日本武道館公演での直販効果もあり少女時代との10位争いを何とかものにした。10位と11位との差はありこの効果が無くてもトップ10入りは可能だったが、これでも前作比減だったため、内容的には不安が残る形となった。


その他
11位 ヒルクライム
12位 ムック
14位 藤井フミヤ
 初日の出遅れが大きく響いたヒルクライム。売上も大幅減で今後に不安を残す結果に。ムックはアルバム先行だったものの前作比半減以下は数字を減らしすぎている感がある。久々の藤井フミヤだったが、タイアップ効果もそれ程表れず前作の数字には至らなかった。


月曜付けデイリーチェック
 首位はこの日コンサートを行った氷川きよし。今週は火曜日に倉敷、金曜日に松戸でコンサートが予定されている。2位以下は日曜付けの1~8位までがそのままずれる形でランクイン。EXILEが2位、浜崎あゆみが3位で共に今週も1万枚以上を積み上げてきそうだ。


第41節展望
 連闘となる浜崎あゆみはこれが通算50枚目のシングル。さらに25連勝となると女性アーティストとしての歴代新記録となるだけに注目の一戦となりそうだ。2位争いはシドと映画主題歌のflumpoolとの争いとなるか。スピッツスマイレージ清木場俊介が上位争いとなりそうだが、ややレベルが低くなりそうな気配となりそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63877418.html