第17節結果(誰がこんな展開になることが予想できただろうか)
首位争いの経緯
デビュー10周年を迎えた浜崎あゆみは、そのデビューした4月8日にリリース。火曜日だったため他より1日早い登場となり、当然文句無く首位を取れる状況だった。1日遅れて羞恥心が登場。予想以上の好スタートだったが、この時の差は推定で4万5千枚。ZARDとの2番手争いと予想された。
しかし羞恥心の売上ペースが一向に落ちない。それどころか浜崎あゆみは1日リリースが早い分、息切れも早くその差はみるみる縮まり、金曜日は1日だけで1万6千枚差を縮め累計で1万8千枚差まで接近。その「まさか」が現実のものになろうとしていた。が…
1位 浜崎あゆみ(18連勝)
なんと土・日だけで4.5万枚を計上し辛くも逃げ切った。週末行われたライブ会場での特典付きCD販売もさることながら、浜崎陣営がCDを大量購入したと言う「インサイダー」疑惑が浮上してきている(これは今回に限ったことではなく、他のavex系アーティスト、直近では20th Centuryの日曜付けもこの疑惑が持ちかけられている)。予想外の追い上げに「奥の手」を使わざるを得なくなったのが現状だが、もちろん批判も数多く聞きうけられる。女王の座を維持するために使った手段が、後々後遺症を残さなければいいのだが…
2位 羞恥心
こう言うキャラ自体認められるのはおかしいと言う人も多い。フジテレビが過剰なまでの煽りをしたのにも批判は多い。しかし、間違えなく今週のチャートを盛り上げたのは彼らである。驚異的な伸びで女王をここまで追い詰めた(化けの皮を剥がした?)のは他ならない彼らの力である。なお、前作であるPaboも22位まで相乗効果で順位を上げている。まさに今が旬と言えるだろう。
3位 ZARD
ここに来てのワンモアリリースで購買意欲が薄れるかと思われたが、ほぼ前作並みの5.0万枚と好記録をマーク。今週は首位争いに注目が集まる展開となったが、こちらもきっちり結果を残すことが出来た。
6位 徳永英明
1.4万枚はこの順位としては低めだが、この順位は94年の4位以来となる高水準。アルバムでの好調をそのまま維持した形となった。
11位 Plastic Tree
自己最高順位を更新し11位。久々ながら結果を残すことができ、次に期待が持てる内容となった。
正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合・ご確認ください。
http://www.oricon.co.jp/
第18節展望(ドーピングやインサイダーに頼らない連勝の真髄がここに)
(GP)はグランプリ出場アーティスト
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/53937108.html
(GP)B'z(現在40連勝中)
言わずと知れた日本音楽界の勝ち抜き無双。前作の18万枚が目標となるがそこまでの勢いは無いようだ。上記トップ争いの勢いは知りつぼみ状態で問題なく連勝を伸ばせるだろう。
(GP)モーニング娘。
3種リリースとなっており、前作の2.8万枚からどこまで数字を回復できるかが勝負となる。相手関係から見てもここは確実に2位を確保しておきたい。
(GP)YUKI
新譜勢では3番手評価だが、2週目の浜崎あゆみを抜けるかどうかと言ったところになりそうだ。2作連続で4位だが、それ以上は今回も厳しい展開だろう。
いきものがかり
前作の数字で言えばメンバー中6番手であるが、トップ10入りの可能性があるのはこちらの方となりそうだ。こちらも2作連続で7位で、この順位獲得は厳しそうだ。
Double-Action CLIMAX form(仮面ライダー電王)
年末の5種リリースから、今回はラストと言うこともあり6種でのリリースとなった。先月も結果を残しており、ここでどのようなクライマックスを見せるか。
島みやえい子
メリー
いきものがかりより前作の数字は上回っているが、今回は苦戦しているようだ。島みやえい子はアニメ版の主題歌も手がけた作品の実写映画版だけに期待は高そうだが…。
首位獲得予想枚数
トップスタートはもちろんB'z。しかし売上は15万枚を下回るぐらいのペースで調子はむしろ悪い方と考えていい。2位争いはモーニング娘。とDouble-Action CLIMAX formの争いとなっている。