第41節結果(全体的にはやや低調なランキング。毎年恒例の“秋枯れ”の季節到来か?)
1位 浜崎あゆみ(25連勝)
推定差 1千枚(1.07%)
先週リリースの「crossroad」から引き続き小室哲哉プロデュースであり、今回は槇原敬之プロデュースの作品を加えた3A面シングル。先週末は恒例となっている代々木でのライブがあったものの、その効果は数字となって表れず(危機回避の時だけ効果が発揮されると疑われる可能性あり)、女性アーティストとしての歴代連勝記録更新となる25連勝となったものの前作割れとなる7.1万枚は、今後に不安を残す内容とも言える。
2位 flumpool
スタートの数字は前作を大きく下回る見込みとなっていたものの、やはり話題の映画主題歌だっただけに中盤以降も粘りの推移で上位に踏みとどまり、さらにローソン限定の1曲入り\500CDの効果も働き3.9万枚で週間では逆転2位を勝ち取った。映画の好調が続けば、累積でも期待がもてそうだ。
3位 シド
最終的な初動売上は3.5万枚。ほぼ想定通りの決着ではあるが今回はflumpoolに勢いがあったと言えるだろう。前々作より数字を落としたのはノンタイアップである事も影響しているが、やはりアニソン後の反動が出た形だろう。
4位 スピッツ
アルバム先行と言う事で4位争いとなるかどうかと言う展開だったが、2.1万枚とそれ程数字を落とす事なく1週間を乗り切り逆転で4位をものにした。この状態ならアルバムにも期待がかかるところだろう。
5位 スマイレージ
スピッツのペースがあまり落ちなかった事もあり、結局4位を守りきることが出来ず5位に後退した。売上は前作比微減の1.8万枚。イベントは多く組まれていたものの、前作の数字を上回ることが出来なかった。
10位 清木場俊介
パッケージ数の減少と言う影響があるだろうが、0.8万枚とアルバム先行の前作より数字を落とし、危うく初のトップ10落ちの危機だったが、何とか10位に踏みとどまった。とは言え上位争いをするためにはこの枚数では厳しくなるだろう。
その他
13位 神谷浩史+小野大輔
15位 坂本冬美
両者とも前作比プラスでの決着となっている。神谷浩史+小野大輔は10位とはさほど差の無い13位と健闘。坂本冬美もロングヒットとなった前作の勢いが後押ししているようだ。
月曜付けデイリーチェック
日曜付けでは首位を明け渡した浜崎あゆみが再び首位に立った。ただ売上は2千枚とそれ程高くはない。4週目のEXILEが2位、flumpoolが3位となっているが、旧譜は浜崎あゆみ以外1万枚を割りそうなペースである。こうなると氷川きよしのコンサート効果が順位的にも大きく出そうだが、今週は6日・7日と大阪でコンサートがあり、デイリーチャートでも大きく順位を伸ばしてくるだろう。
第42節展望
昨年の11月に実現した嵐vsEXILEが今年も再び行われることとなった。昨年は嵐43.2万枚、EXILE18.4万枚での決着となったが、今年はどのような展開となるのか。この両者が対戦することもあり、その他の前作実績者はTHE ポッシボーだけ。前作はアルバム先行だったSCANDALの巻き返しもありそうだが、アルバムが思わぬヒットとなったゴールデンボンバーにも注目が集まるところだ。
来週以降のリリース情報はこちらから
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