オリコン:2008年シーズン第22節結果と第23節展望

第22節結果(多種リリースはKAT-TUNだけではなかった。その効果はやはり大きい)

1位 KAT-TUN(デビュー7連勝)
推定差 +4.08%(約1.5万枚)
 当初はいきなり年間暫定トップに躍り出るのではないかと思われていたが、週末に失速し補正込みでも40万枚に届かなかった。なお、前作8.38%あった推定差だが、今回はその半分以下に抑えられている。とは言えベースがベースだけに、1万枚以上の差があるのは、やはり疑問符を付けざるを得ないだろう。

2位 Aqua Timez(2週連続2位)
 2位争いは三つ巴の展開となり、やはりそうなると週末の伸びが期待できるAqua Timezの方が優勢となる。きっちりと2週連続2位を獲得した。

3位 NEWS
 ジャニーズの1・2になる展開になりかけたものの、KAT-TUN同様週末に失速してしまった。しかし3位はレベルがさほど高くなかったのも幸いしたとも言えるだろう。

4位 Buono!(自己最高位更新)
 先週この場でお伝えした通り、3万枚にはわずかに届かずと言う結果となった。しかし自己最高位の更新と大幅な下落を避けられたことから、次も安定した結果が期待できるだろう。

5位 スガシカオ(自己最高位タイ)
 アニメ「xxxHOLIC◆継」のテーマで3種リリース。前作の「xxxHOLIC」の時も3種リリースで結果を残したが、今回はその時以上の結果を出すことが出来た。

6位 絢香
 ドラマ「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット」の主題歌。ドラマもそれなりの数字を残しており、前作から順位・売上をともに伸ばしたが、前にはわずかに届かなかった。

9位 清春
 清春のトップ10入りは2年10ヶ月ぶりとなる。今回は4種リリースで挑みスタートも良く結果を残すことが出来た。次回はリバウンドしないようにしたい。


正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合・ご確認ください。
http://www.oricon.co.jp/


第23節展望(平成生まれの若者に、実績のあるアーティストがどう挑むか?)
(GP)はグランプリ出場アーティスト
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/53937108.html

Hey!Say!JUMP
 現在開催中のバレーボール五輪最終予選のテーマソング。デビュー2戦目となるが、やはりデビュー戦の時のような数字は期待できないだろう。とは言えここは連勝が十分狙えるところ。数字の下落は抑えたいところだ。

(GP)宇多田ヒカル(リカットシングル)
 話題のドラマ主題歌ではあるがアルバムからのリカットシングルでもある。その点を踏まえると3番手評価に落とすのもやむなしと言った点もある。DVD付加でどれだけマイナスをカバーできるか。

(GP)大塚愛
 宇多田ヒカルが万全ではないとは言え、ここは大物食いのチャンスが巡ってきた。あえて強いところに出してくる印象のある彼女が、首位獲り以上のインパクトを与えることが出来るか。

Micro
 自身2枚目のシングル。前作は6位だったがこの順位を出すのは少し難しそうだ。Def Tech解散後初のリリースだけに存在感を示したいところ。

(GP)竹内まりや
 どうやら調子は上向きのようで、可能性は低いながらトップ10圏内の見える位置からのスタートとなりそうだ。

9mm Parabellum Bullet
THE BACK HORN
ザ・クロマニヨンズ
 トップ10キープするには難しい位置からのスタートを余儀なくされそうだ。少なくても竹内まりやより前でスタートしたい。

キャラメル
 今年初頭にニコニコ動画などで話題になった動画で使用された曲。一応アルバムからのリカット扱いだが、600円と低価格なのがどう売上に影響するか。場合によっては上位争いの可能性もある。


上位予想枚数
Hey!Say!JUMPはやはり前作を下回るスタート。前作同等の売れ行きでも20万枚には届かない。16万枚ぐらいのペースだと思われる。2番手の大塚愛のペースも良くない。3万枚に届かない計算だ。宇多田ヒカルも週半ばの伸び次第だが、大塚愛とほぼ同じぐらいのペースとなりそうだ。