オリコン:2008年シーズン第23節結果と第24節展望

第23節結果(トップ20まで見ると、非常にバライティ溢れる構成となった)

1位 Hey!Say!JUMP(2連勝)
推定差 +5千枚(2.85%)
 デビュー曲に引き続き五輪を目指すバレーボールの主題歌となった訳だが、売上自体は6.6万枚減と大幅なダウン。しかし思った以上の伸びを見せたのは、やはり女子が五輪出場権を獲得出来たのが効果の一面にはあるだろう。より厳しい戦いが求められる男子が奮闘すれば、もう少し売上が伸びるだろう。

2位 宇多田ヒカル
推定差 +1千枚(2.29%)
 初日こそ後手を踏んだものの、その後は調子の出ない相手を尻目にリードを広げ、差を付けての2位獲得となった。さすがに90万枚近く売れているアルバムからのリカットなだけに4万枚を割ったが、内容的には悪くない形となった。

3位 KAT-TUN
 週末に伸びを見せ…、と言うよりも逃げた相手の調子に助けられた感がある。年間トップへはあと僅かのところまで接近している。

4位 大塚愛
 出足こそ2番手スタートと良かったものの、その後は尻つぼみとなってしまい、ベスト3からも落とされる結果となってしまった。ここに来て彼女自身の調子落ちが顕著に表れてきている。

6位 竹内まりや
 ドラマ主題歌ではやはり本領を発揮するようで、ドラマ放送翌日を中心に伸びを見せ、1年8ヶ月ぶりのトップ10入りとなった。

7位 ザ・クロマニヨンズ
 スタートは初登場の中では4番目だったが、リードを守りきることは出来なかった。しかし確実にトップ10入りは果たしており、健在振りをアピールしている。

8位 Micro
 ドラマタイアップだが、前作から売上は落としてしまった。しかし火曜日付けデイリー9位だったことを考えればこの順位は立派である。

14位 堺正章
 先週アルバム2位の水谷豊に続き、大ベテランが2週続けての大活躍。トップ20入りはなんと34年振り(「時間ですよ」以来)となる。

16位 キャラメル
 アルバムからのリカットであると言うハンデがありながら、600円と安価だったのが効果となり、しぶとくデイリー20位以内をキープ。堺正章とそれ程差の無い結果となった。


正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合・ご確認ください。
http://www.oricon.co.jp/


第24節展望(ジャニーズの月間完全制覇は目前。包囲網をかいくぐれるか?)
(GP)はグランプリ出場アーティスト
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/53937108.html

(GP)V6(現在6連勝中)
 新旧ジャニーズが繋いだバトンはV6に渡った。しかしどうやら出足が鈍いようだ。初日の数字次第ではavexなだけに「奥の手」である「インサイダー」が発動する可能性も視野に入れる必要がありそうだ。

GReeeeN
 人気ドラマの主題歌で、どうやら今までに無い抜群のスタートをきれているようだ。Amazonでも順位は右肩上りであり、ここで一気に大金星の可能性まで出てきている。

ORANGE RANGE
 土6から移籍した時間帯のアニメ主題歌。土6アニメ枠の実績は十分だが、日5に移っての初戦となるだけに、いい流れを受け継いでいるか。今後のカギを握る大事な一戦となる。

AAA
 前作は首位獲得も史上最低売上での首位獲得と嫌な記録が生まれてしまった。さらに追い討ちをかけるように今回はトップ10入りが危ぶまれる位置からのスタートの可能性が出てきている。

the pillows
 前作トップ10復帰したが、ここは苦しい展開となりそうだ。


上位獲得予想枚数
火曜日付けトップスタートはなんとGReeeeN。発売日前に前作の売上を上回っている。V6が2番手で9万枚ぐらいのペース。ORANGE RANGEは6万枚ぐらいのペースとなっている。しかし上記にもあるように接戦で週末までもつれ込むとavexの「インサイダー」の可能性もあり、波乱含みの展開となる可能性と、V6が負けた際の各メディアのオリコン速報休止も視野に入れる必要がありそうだ。