オリコン:2009年シーズン第51節の見どころ

第51節見どころ(ここに来て今シーズン初リリースのアーティストが上位スタートと波乱含みの展開に)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 東京事変(前作5位・3.3万枚)
 シングルリリースは2年3ヶ月ぶり。これまで2位が3回あるが初の首位獲得のチャンスを迎える事となった。売上的には前作を上回れそうだが、首位獲得へ向けての最大の敵は2週目のBUMP OF CHICKENと言う可能性もある。早く楽な展開にしたいところだ。
想定初動枚数:3.7万枚(椎名林檎の前作から想定。一転してトップ争いの数字は低くなりそうだ)

2位 DIR EN GREY(前作6位・2.6万枚)
 シングルリリースは1年3ヶ月ぶり。過去最高位は前々作の3位と言うのがあるが、そこに並べるかと言った展開となるだろう。スタートの数字は前作並みぐらいで、伸ばせるかは中盤以降にかかってくる。

3位 ASIAN KUNG-FU GENERATION(前作6位・2.0万枚:前々作6位・3.5万枚)
 シングルリリースは1年2ヶ月ぶり。前作はアルバム先行シングルだったのでこの数字は抜けそうだが、前々作の水準となると到達は難しいか。ここ3作連続で6位だが、今回はそれを上回れそうだ。

4位 スノープリンス合唱団
 メンバーの一人、森本慎太郎が出演している映画「スノープリンス」主題歌。11人組のジャニーズ期間限定ユニットではあるが、まさかの4位スタートと遅れを取る展開に。映画公開も来週末と言う事を考えると苦しい展開になりそうだ。

6位 西野カナ(前作6位・1.8万枚)
 注目された前作は結果を残す事に成功。今週はヒルクライムと共に配信系で好評だったアーティスト同士の対決に注目が集まったが、西野カナはこの位置からのスタート。ただ前作からはやや勢いを落としているか。なお、ヒルクライムは16位と大きく出遅れている。

8位 銀杏BOYZ(前作7位・1.4万枚)
 シングルリリースは1年1ヶ月ぶり。映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」主題歌であるが、公開は来月末とタイアップ効果は期待できない。トップ10に残れるかどうかは微妙なところだ。

9位 菅原紗由理(前作17位・4,600枚)
 人気ゲームシリーズの最新作「FINAL FANTASY XIII」主題歌。ゲーム発売は2週間後となるが既に大量にCM放送されており、その効果も加わればトップ10入りのチャンスも出てくるだろう。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62661522.html