オリコン:2011年シーズン第10節の見どころ

第10節の見どころ(1位の数字は1桁間違えている訳ではありません)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 AKB48(6連勝中・前作59.7万枚)
 今月26日から連日放送のドラマ「桜からの手紙AKB48 それぞれの卒業物語~」、「つながれ母校選手権」CMソング。今回は総選挙やじゃんけんと言った特別な選抜メンバーでは無いため、前々作「Beginner」(82.7万枚)との比較でどれだけの数字になるかに注目が集まったが、初日の数字は65.5万枚と、「Beginner」の初日からは9万枚近く、前作の初動すら6万枚近く上回る驚異的な数字を叩き出した。折りしも来週は嵐が登場するが、その前にどれだけの数字を出すことが出来るか。
推定初動枚数:83.2万枚(歴代7位のGLAY 「誘惑」84.1万枚を越す可能性も十分にあるだろう)

2位 テゴマス(2連勝中・前作8.0万枚)
 シングルリリースは1年7ヶ月ぶり。「お願い!ランキング」エンディング曲。1位の数字が高過ぎるため霞んで見えるが、3.5万枚なら強敵のいない週であれば勝ち負けとなる数字である。ただ久々の影響からか前作よりも低いスタートとなっている。ここは追撃を振り切れるかと言った展開となるだろう。
推定初動枚数:7.5万枚(デイリーでは逆転される可能性があるが、逃げ切れそうだ)

3位 コブクロ(前作3位・8.2万枚)
 アニメ「バクマン。」主題歌などカップリングを含め3つのタイアップ。2種リリースとパッケージを増やして望んでいるが、前作の月9主題歌から見劣りするのは仕方の無いところ。テゴマスとの2位争いも、今日だけで1.4万枚差となると逆転は難しいだろう。
推定初動枚数:7.1万枚(3作前「虹」の6.8万枚ぐらいが一つの目安となるか)

4位 AAA(前作5位・4.6万枚)
 「ウチくる!?」エンディング曲。この楽曲を含んでいるアルバムと同時リリースとなっている。また今回はmu-mo限定盤を含めても4種と、ここ最近ではパッケージ数が少なめとなっており、売上を大きく落とす可能性がありそうだ。

5位 ONE OK ROCK(前作9位・1.1万枚)
 シングルリリースは1年ぶり。「JAPAN COUNTDOWN」エンディング曲。今回は1種とパッケージ数が減っているものの、前作実績から考えればかなり高めのスタート位置となっている。週間5位争いを引っ張っていくような展開となれば、自ずと売上も付いてくるだろう。

6位 吉井和哉(前作4位・2.3万枚)
 シングルリリースは2年1ヶ月ぶり。その前作同様、アルバム先行シングルとなっている。前作実績で半数以下だったONE OK ROCKに先行されると言う意外な展開となったが、明日以降徐々に取り戻す事が出来るだろうか。

7位 Kalafina(前作14位・8,200枚)
 アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」エンディング曲。主題歌を歌うClariSが結果を残しただけに、前作実績以上の数字を出してくる可能性が高い。前の2組に追いつくのは難しいが、2週目のEXILEを含めた7位争いを先行する形にしたいところだ。

8位 KREVA(前作10位・1.2万枚)
 シングルリリースは1年7ヶ月ぶり(テゴマスと同じ週)。久々による影響は現時点では少ないように見える。Kalafinaのペースが上がらないようであれば、逆転の可能性もあるだろう。

9位 CHEMISTRY(単独名義としての前作12位・9,200枚)
 単独名義でのシングルリリースは1年1月ぶり。今週末公開の映画「男たちの挽歌」主題歌。ただ表題曲はCHEMISTRY+Synergy名義で昨年11月にボーナストラックとしてリリースされており(初動8,000枚)、その影響が心配されるところである。

10位 川田まみ(前作6位・1.2万枚)
 アニメ「とある魔術の禁書目録II」後期主題歌。タイアップは前作と同じだが、順位的には中盤以降上げていかないとトップ10入りには厳しいところか。今週は11位にも篠ノ之箒日笠陽子)(アニメ「インフィニット・ストラトス」エンディング曲、1人バージョン)が入っており、アニソンの押し上げが、トップ10争いを白熱させる可能性もありそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64430670.html